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千反田えるの接待奉仕

 2.5 交(わ)される約束

「あの、折木さん。いきなりでご迷惑なのは重々承知なんですが、どうか、傘を持ってくれませんか?」
「……最初から話してくれ」
「ええと。要するにですね。わたしの家の近くの神社で、雛祭りをやるんです」
「一ヶ月遅くないか?」
「あ、はい、そうです。旧暦あわせですから。それで、お内裏さまとお雛さまには傘を差し掛けることになっているんですが……。そこ、ダメです……っ。……ここ数年その役目だった子が、急な怪我で腕を脱臼してしまったんです。それで代理のひとが必要なんですが、んっ……はぁ――っ、……衣装のサイズがあるので、誰でもというわけにはいかなくて。わたしの見たところ、折木さんならちょうど、だと思うんですが――っ」ちゅるっ、ちゅぱっ❤
「…………」
「役目そのものは、一時間かからない、くらい――ですっ。力を、貸しては、もらえま――せんかぁ……っ?」くぱぁっ――ずぷぅ……っ❤
「あまり気は進まんが。……ああ、でも。いいぞ。行くよ」
「……ありがとう、ござい、ます――っ。本当に、助かり、ます……んんぅ……っ」じゅぷり……っ❤

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千反田えるの接待奉仕

 2 縛られるカラダ(下)

 キィキィ――と、なにかが軋むような音が室内に響きます。
 そこは大きさそのものはせいぜい十畳ほどですが、周囲の壁がコンクリートの打ちっ放しそのままで殺風景な上に、置かれてるものが少ないためがらんとした印象を持ってしまうような、どこかもの寂しい感じの部屋でした。
 ただ、それもこの部屋が――旦那様が新たな性奴隷を仕込むための――調教室だという事実をかんがみれば、なんの不思議もないでしょう。
 事実、壁際に一つだけある備え付けの道具棚にいくつかの鞭やロープに首輪や手錠だったり、その他にも用途のよくわからないものを含めて雑多な調教道具(?)が置かれているくらいで、その他には簡易ベッドくらいしか存在しないのですから。まさしく、ただ性奴隷わたしを調教するためだけの部屋だということが、一目瞭然です。

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千反田えるの接待奉仕

 2 縛られるカラダ(中)

 ――先日から、千反田家への協力の代価に長沼先生へ性奴隷として仕えることになったわたしですが。先生――いえ、旦那様から指定された料亭で処女を捧げた翌日から、『調教合宿』という名目で一週間ほどですが、長沼家へとお世話になることになってしまったのです。
 そして、ここが重要なのですが。性奴隷わたしが長沼家で生活するに当たって、絶対服従の命令ルールがいくつか定められていました。

 ひとつ、合宿期間中は屋敷の外へは一歩も出ないこと。
 ひとつ、合宿期間中は外部との連絡を一切絶つこと。
 ひとつ、屋敷にいる間は衣服を一切身に着けず、常に全裸でいること。
 そして最後のひとつ、これが一番重大ですが。屋敷にいる者――これは旦那様だけでなく、そのほかの使用人の方もですが――の指示めいれいに対して絶対服従を心がけること。

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千反田えるの接待奉仕

 2 縛られるカラダ(上)

 ――ゆっくりとした目覚めとともに目を開けると、まだなじみの薄い――この数日で少しだけ見慣れた――天井が映ります。

「…………」

 そのまま無言で体を起こし、枕元の置き時計で目覚ましアラームが鳴る十五分前だと確かめると、わたしは掛け布団をそっとめくり――大きな音を立てないよう気をつけて――ベッドから抜け出しました。
 それから裸のまま窓際まで向かい、カーテンをそっとめくり上げてみます。
 今日はどうやら晴れのようで、鮮やかな朝焼けがまばらに雲が漂う空を包み込んでいました。その下に目を移すと、この屋敷――長沼先生の邸宅の中庭が眼下に広がっています。
 和式の千反田家とは違い、洋式である長沼家では庭の造りも洋式のようなのでわたしにはその程度は計れませんが、それでも見事なものであることくらいはわかりました。なので一度散策をしてみたいと思っているのですが、まだその希望を申し出る勇気が持てないわたしです。

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千反田えるの接待奉仕

 1.5 観られる情交

「ねえねえ、旦那様の新しい玩具見ちゃったんだけど。もう、びっくりだわ」

 件の少女を男の待つ部屋に案内してからまっすぐ控え室に戻ったところで、仲居は堪らず同僚に話しかけていた。

「あ、そういえば今日いつもの部屋取ってたわね。なに、そんなにすごかったの? 芸能人クラス?」
「んー、確かに日本人形みたいですっごく綺麗だったわね。和服とかめちゃくちゃ似合いそう――って、そういうことじゃなくて。びっくりなのはその娘JKってことよ。あれは多分神高かな、セーラー服なんか着て店に来ちゃってるし。どう考えてもヤバイでしょ」

 その内容にさすがに度肝を抜かれたのか、同僚は煎餅を取る手を止めてぽっかり口を開けながら呟いてくる。

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