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千反田えるの接待奉仕

 2 縛られるカラダ(上)

 ――ゆっくりとした目覚めとともに目を開けると、まだなじみの薄い――この数日で少しだけ見慣れた――天井が映ります。

「…………」

 そのまま無言で体を起こし、枕元の置き時計で目覚ましアラームが鳴る十五分前だと確かめると、わたしは掛け布団をそっとめくり――大きな音を立てないよう気をつけて――ベッドから抜け出しました。
 それから裸のまま窓際まで向かい、カーテンをそっとめくり上げてみます。
 今日はどうやら晴れのようで、鮮やかな朝焼けがまばらに雲が漂う空を包み込んでいました。その下に目を移すと、この屋敷――長沼先生の邸宅の中庭が眼下に広がっています。
 和式の千反田家とは違い、洋式である長沼家では庭の造りも洋式のようなのでわたしにはその程度は計れませんが、それでも見事なものであることくらいはわかりました。なので一度散策をしてみたいと思っているのですが、まだその希望を申し出る勇気が持てないわたしです。


「――っと、いけません。のんびりしている場合ではありませんでした」

 そこで我に返ったわたしは、慌てて窓際から離れるとすぐさまベッドに戻りました。それからそっと掛け布団を捲り上げます。
 ベッドの上、わたしが寝ていた隣の位置にはぐっすりと眠っている長沼先生――旦那様の姿がありました。わたしと同じように裸で寝ている旦那様の姿は、やはりそのふくよかなお腹が目立っています。そして、そのたっぷりとしたお腹から突き出るような感じで、男性器がにょっきりと明らかに勃起した――朝勃ちというのでしたか――状態で屹立しているのでした。
 そっと息を殺して様子を窺い、旦那様がまだ眠っているのを確認すると、わたしは跪くようにベッドの上――旦那様の股の間に座り込みます。するとどうでしょう、わたしの目の前には大きく膨らんだオチ……ペニスがそびえ立っていました。
 それは本当にとても大きくて惚れ惚れするような立派な代物です。きっとものすごく使い込まれてきたのでしょう、黒光りした肌は鈍い光沢を放っているばかりか、浮き出た血管がとても雄々しさを感じさせてくれます。
 発達した亀頭は凶悪に膨らんでいて、これがわたしの処女膜を破ったモノだと思うと感慨深ささえ覚えてしまうのでした。さらにカリ首の辺りもとても立派にエラが張っていて、あの出っ張りが膣襞を擦りあげるたびにもたらされてしまう、めくるめくも甘美な快感を思い出してしまい――

「…………ぅぁ…………」

 思わずわたしはごくりと、生唾を飲み込んでしまいます。ふと気づけば、ペニスの先っぽに口が勝手に近づいていました。
 そして、そのまま伸ばした真っ赤な舌が、黒光りする濡れた亀頭に触れてしまいます。

「――あぁ、臭い……臭いです」

 近づいた途端、ぷんと臭ってくる刺激臭に鼻をひくつかせながら、わたしはそっとペニスを先っぽから舐め始めました。まずは昨夜の行為セックスの――こびりついた精液や愛液が乾いて――跡が残ったままの表皮を舐め取って、綺麗にしないといけません。
 苦いような甘塩あまじょっぱいような、そんな独特の風味をたっぷりと味わいながら。わたしは丁寧に舌を使って、表皮にこびりついた白い滓をすべて舐め取り、旦那様のペニスを綺麗にしてしまいます。

「スゴい、です……また、大きくなってきました。これは、どこまで大きくなるものなのでしょう……? ああ、いけません。なんだか気になってきてしまいます」

 丁寧に舐め回した影響なのでしょうか。さらに大きくなってしまった逸物を見て、わたしは熱い吐息とともにそんな言葉を吐き出していました。そうして――気がつけば、そのまま再び旦那様のモノを咥え込んで、お口での奉仕を始めてしまうわたしがいました。
 いえ、違うのです。これは旦那様の言いつけで、毎朝起きた時には必ずお口で奉仕して、一番搾りを搾り取るようにと命じられているから。そうするのが旦那様の性奴隷おんなとなったわたしの役目だからなのです。そう、けっして興奮するとむくむくと大きくなったりするのがちょっと面白かったり、お口の中に射精する寸前にビクビク震えるのが可愛く感じられたから、というわけではないのです。
 ああ、駄目です。余計なことを考えて、時間を無駄にしてしまってはいけません。旦那様がお休みの間に早くイカせて、射精してもらわないと。もしもその前に起きてこられたとしたら、その時はたっぷりと可愛がられてしまいかねないのですから。そうさせないためにも頑張ってこのお口で奉仕して、精液をたっぷりと搾り取らないとイケません。
 ですから――

「ああ、どうにもチンポが気持ちいいと思ったら、えるちゃんがお世話してくれていたのかい。ありがとう、おかげでいい気分で目を覚ますことができたよぉ。お礼代わりに、儂のザーメンミルクをたっぷりと飲ませてあげるからねぇ。えるちゃんの可愛いお口で、しっかり搾り取ってもらえるかい?」

 必死になってお口で奉仕中のわたしに、話しかけてくる声がありました。
 嗚呼、どうやら間に合わなかったようです――
 絶望的な気分で顔を上げると、旦那様のふくよかな顔がこちらをまっすぐ見つめています。そのにこやかでとてもイヤらしい笑顔に、わたしはどこか怖じ気づきつつも舌を使うことだけは忘れず、ペニスにご奉仕を続けながらそっと口を開きました。

「おはようございます、旦那様。はい、ご奉仕させていただいております。まだまだ未熟なわたしのフェ、フェラチオですが、どうかご存分にお愉しみくださいましぇ」

 使い慣れない媚びた言葉単語遣いに、危うく舌を噛みかけてしまいます。が、念のためにと注意していたこともあって、幸い舌も、ペニスも噛むことはありませんでした。
 そのことに――内心で――ほっと胸をなで下ろすと、わたしはすぐさま口唇奉仕フェラチオを続けます。旦那様が目覚めてしまったのは慮外のことですが、目覚ましが鳴るまでに射精させないといけないことに変わりはないのですから。
 なので、わたしは大きなペニスをそのまま喉奥まで咥え込んでしまうと、口内の粘膜をすべて使って扱き始めます。旦那様に教えられたように強弱をつけ、一定のテンポを保ちながら。亀頭の先っぽから滲み出てくる粘液と唾を混ぜあったものを、舌でペニス全体に塗りたくって滑りやすくしてから、舌でペロペロと舐めまくるのです。

「そうそう、教えたことをちゃあんと使いこなせるえるちゃんは偉いねぇ。唾で滑りやすくなるよう心がけながら、舌をうまく使ってチンポを気持ちよくするのがフェラチオのコツなんだって、よくわかってるじゃあないか。本当にえるちゃんはドスケベなんだってことがねぇ」
「ふぁい。旦那様の仰るとおり、千反田えるはどうしようもないドスケベです。だからぁ、そのドスケベなわたしが満足できるように、旦那様のお情けをいただけますか? 熱くて苦いの、いっぱいいっぱい、お口に射精してくださぁい♪ おねがい、します――ぅぅっ」

 少しでも旦那様に興奮して――一刻も早く射精して――もらうために、恥ずかしさもなにもかもみんな我慢して。イヤらしいおねだりを口に出してしまうわたしでしたが、言った傍から体が熱くなってしまうのはどうしてなのでしょうか。
 そんな妖しい熱にうかされるような気分で、じゅぷじゅぷと淫らな水音を激しく立てながら肉の塊に吸いつき、ちゅうちゅうと吸い上げていきます。すると、さっきまでものすごく硬かったはずのペニスが口の中でぐにゅぐにゅと形を変えていくのを心のどこかで愉しみながら、わたしは空いている手で玉袋の部分をそっと揉んでみました。
 そうしてお口で扱き舐めるだけでなく、手で性器を揉みほぐすのも加えてフェラチオ奉仕に夢中になっていますと、

「そうそう、いいよぉえるちゃん。お口だけじゃなく手も使うことで、さらにチンポを気持ちよくできるからねぇ。さすがは淫乱女子高生の千反田えるちゃんだよ。チンポの扱い方をようく心得てるみたいだねぇ。ああ、いいよ。そろそろミルクを射精してあげるから、しっかりと味わうんだよ。ほうら、射精射精る、射精たぁ」
「んむぅぅ――っっ!? むふぅんっ、んんん――っっっ!!!」

 旦那様が気持ちよさそうな声を出すのと一緒に、口の中でペニスがビクビクッと激しく震え出してきて、それからポップコーンを思わせる勢いで一気に弾け飛びました(実際はそんなわけはありませんが、そう思わせるくらいの勢いだったということです)。
 口内に迸ってくる大量の精液を喉で懸命に受け止めると、溢れかえる液体がこぼれ落ちないよう必死に口を閉ざします。それから口いっぱいに溜まった精液を、少しずつ飲んでいきます。そして、わたしが最後まで飲み切ったそのタイミングを計ったかのように、目覚ましが鳴り始めました。
 わたしの口から射精済みのペニスを引き抜くと、旦那様は落ち着いた様子で目覚ましを止めに行きます。その姿をぼんやりと見つめながら、わたしは喉をひとつ鳴らしました。
 ああ、とても苦い上にどろりと濃厚なので、喉を通り抜けるときにどうにも引っかかる感じがしてしまうのです。毎朝のことなので少しは慣れてきているはずですが、それでもどうしても飲み慣れない感じが残ってしまうのですね。それにしても、そうして苦労して飲み込んだ精液が胃の中に入っていくと、体がやけに熱くなってしまうのはなぜなのでしょうか? わたし、とても気になります。
 ――それにしても、旦那様の射精量は相変わらずとんでもないものでした。昨晩もあれほどたっぷりとわたしに膣内射精なかだししたのに、その翌朝でもこれほど大量の射精を行えるというのは、お年を考えても正直呆れかえるほどの絶倫と言うしかないでしょう。ペニスの大きさや愛撫のうまさといい、体力や精力の無尽蔵さも含めて旦那様は本当にセックスがとってもお上手なようです。
 『二日もすればただ気持ちいいだけのセックスになる』と、そう言い切れるだけの自信を持たれることにも、成程とおおいに納得できるくらいです。初めてを捧げたあの夜にその言葉を否定したわたしですが、今はどうしてそんなことができるのかわからなくなってしまいました。
 初めてを奪われたあのときとは違い、もしも今この大きなモノを受け入れてしまったなら、わたしはきっと旦那様の言葉通りにただ気持ちよくなってしまうことでしょう。
 ――そんな自分を想像してしまった瞬間、下半身を電流のようなものが走り抜けて、わたしは思わず体を震わせてしまいました。その様子を見て取ったのでしょう、旦那様はニヤニヤと口元を綻ばせてこちらに近づいてくると、

「さて、えるちゃんも準備はちゃんとできてるみたいだし、今から一戦交えようと思うんだけど――」

 おっぱいを揉みしだきながら、股間の浅瀬を指で掻き回してきます。くちゅくちゅと、イヤらしい水音が響くのが、わたしの耳にも入ってきました。
 昨晩の精液がまだ膣内なかに残ってはいますが、それ以外のモノもきっと混じってしまっていることでしょう。ですからそれを聞いたわたしは、これから待ち受ける蹂躙への絶望的な覚悟――と一掬ひとすくいの期待――を胸に抱いて、そっと目を閉じてしまいます。
 けれど――

「残念ながら今日は朝から野暮用があってしまったからねぇ。食事の時間くらいしか取れないんだよ、困ったことに。そんなわけで、お愉しみは今晩までお預けということだよ。残念だけど、儂が帰るまでいい子で待っててくれるかな、えるちゃんや」
「……はい、わかりました。いい子にして、旦那様のお帰りをお待ちしておきますね……」

 旦那様は残念がるよりもむしろからかうような口調で、色事の終わりを簡単に告げてきました。思いがけない展開にわたしが目を丸くしたまま立ち尽くしている間に、旦那様はスーツに着替えを終えてしまいます。
 そして、そのままわたしの手を引っ張って部屋を出ると階下へ向かい――まっすぐ食堂に入りました。
 食堂の中央に置かれた丸テーブルの上には時間通りの起床と言うことで、すでに温かい料理が並べられています。そしてテーブルから離れた壁際には待機中なのでしょう、こちらに頭を下げて朝の挨拶をしてくるメイドさん――当然ながら、メイド服を着用しています――や、男の使用人の方の姿がありました。

「ああ、おはようみんな。さぁて、今朝はせっかくえるちゃんも一緒だから、隣で食べるとしようか」

 そう言いながら旦那様は自分の席に座ると、わたしを隣の席に座らせます。
 普段の家での食事は座敷で食べていますので、こういった椅子に座っての食事というのはなんだか不思議な気分がしてしまうのですが。それでもこの数日で慣れてきたのに今朝は落ち着かないのは、旦那様の隣で一緒に朝食を取るのが初めて――それまで朝のご奉仕の後は、旦那様にくたくたになるまで散々責めまくられてしまい、旦那様の朝食中はベッドの上で倒れて休んでいました――だからなのでしょう、おそらくは。

「いただきます」

 ですが、ひとまずそんな感慨はさて置きまして、今はとりあえず朝食をいただくとしましょう。
 長沼家は洋食派ということで、メニューはいわゆるコンチネンタルブレックファーストというやつです。半熟の目玉焼きにカリカリのベーコンを添えて、トマトとレタスのサラダに熱々のコーンポタージュスープに加えフレッシュオレンジジュースが付いています。
 ちなみにメインとなるのはトーストではなくサンドイッチですが、わたしの分は卵や野菜サンドなど軽めのものなのに対し、旦那様の分はローストビーフや豚カツなど、実にボリュームのあるこってりとした具材となっています。
 そんな朝食には少し重めにも思える料理をガツガツと簡単に平らげていく旦那様の隣で、わたしはのんびりと小鳥のようなテンポで食べ進めていました。
 そんな風なペースになっているのは、元々わたしの食事の早さがのんびりしたものであるからでもありますが。それに加えて、隣の旦那様がサンドイッチを片手で頬張りながらもう片方の手でわたしの股間や乳首などを好き勝手に弄ってくるなど、イヤらしいちょっかいをかけてくるのに翻弄されてしまっているから、だったりします。

「あっ……ダメ、ダメです、指、太いの、入れないで、ください。あっ、乳首、弾かないで、じんじんって、感じて、きちゃいます……っ」

 敏感なところを弄られて快感に悶え苦しみながら必死に制止を訴えるわたしでしたが、旦那様はそんなわたしを愉しそうにニマニマと眺めるだけで、けして悪戯の手を緩めようとはしてくれないのでした。
 そうしてとても食事どころではない状況に追い込まれ、ただ快楽を耐え忍ぶことしかできないわたしを尻目に、旦那様は余裕綽々の体で食事を進めていきます。ある意味、永遠とも思われた拷問かいらくの時間でしたが、終わりはあっけなく訪れてくれました。

「うむ、ごちそうさま。さて、と。儂はこのまま仕事に向かうから、えるちゃんはメイドこのこたちの言うことをちゃんと聞いて、今日もいっぱいセックスのお勉強をしておくんだよ。そうすれば、今晩もたぁっぷりと可愛がってあげるからねぇ」

 朝食を残さず――サンドイッチはお代わりをしていました――食べ終えると、そう言い残して旦那様は仕事先に向かいます。
 これでようやく食事だけに集中できると安堵したわたしですが、問題はまだひとつ残っていました。それはさっき飲み干した精液の味が口の中にまだ残っているので、せっかくの料理をちゃんと味わうことができないということです。
 いつもの和食ではなく洋食でこそあるのですが、それでも農家の跡継ぎとして食事はちゃんと味わいたいのが偽らざる本音です。けれど、性奴隷となった身として旦那様の意向に逆らうことができない以上、叶わぬ願いと諦めることしかできないのが現実のようでした。

「……仕方ありません。これも、わたしが選んだ道ですから」

 自分に言い聞かせるように呟くと、わたしは無理やりサラダを口に詰め込みます。たとえ余計な味が混じっていたとしても、これは料理人の方が手間暇をかけて作ってくれた料理です。ひとかけらたりとも無駄にするわけにはイケません。
 そうしてゆっくりと時間をかけて、少しでも本来の味を味わえるように頑張りながら、わたしはようやくすべてのお皿を空にしました。色々とありましたがどうにかひとつ仕事をやり終えた気分で裸のお腹をさすると、ひとつため息をついたわたしの目の前でメイドさんがてきぱきお皿を片付けていきます。
 けれど――残念ながらこれで朝の調教おやくめが終わったわけではありません。
 お皿を下げていったメイドさんと入れ替わるように、タキシード姿の使用人(男性)さんが手にしたグラスをわたしの目の前に置きました。真っ白なヨーグルトが半分ほど入ったそのグラスをわたしが手に取る前に、すぐ側に立った使用人さんはおもむろにスラックスのジッパーを下げて、中から大きなペニスを取り出してきます。
 そして、なにも言わずに無表情でそのまま扱き始めました。
 いつものように目の前で自慰オナニーを始めた使用人さんに、わたしは彼からよく見えるように股を開いて割れ目を指で押し広げます。もちろん、おっぱいもできるだけ大きく見えるように胸を反らしてあげながら、わたしは彼を上目遣いに見上げました。

「いつも、ありがとうございます。わたしの体では不足かもしれませんが、濃いザ、ザーメンが出せるように頑張りますので、どうぞお役立てください」

 恥ずかしさを堪えながら、わたしは媚びるような声を意識して出してみます。少しでも彼に興奮してもらって、少しでも早く射精してもらえるように頑張って。――ですが、それだけのはずなのに、鼓動が早くなるどころか体が熱くなってしまうのはどうしてなのでしょうか。彼の食い入るような視線を浴びてしまったせいなのでしょうか。よく、わかりません。
 ただ、膣内なかに詰まっていた精液を押し流すように、割れ目から透明な液体がこぼれ落ちてしまっていることだけが、わたしにもわかります。わかって、しまいます。
 それからどれほど経ったでしょうか。やがてくぐもった声とともに、「――うぅっっ!」勃起したペニスの先から白いものが迸り、グラスの中に勢いよく注ぎ込まれます。
 そうして彼がマドラーで二種類の白い液体を混じり合わせると、七割ほどの容量になったグラスがわたしの目の前に差し出されました。

「…………(ゴクリ)」

 一瞬の躊躇の後、わたしは思いきってグラスを手に取り、一気に口内に注ぎ込みます。
 ドロドロになった粘性の液体はやはり簡単には飲み込めず、どうしても喉に引っかかってしまうようでした。それでも先程旦那様の射精を飲み込んだように、ゆっくりと時間をかけて飲み込んでいきます。
 ヨーグルトと精液ザーメンの混じり合ったそれは、やはり不思議な味がしました。もう何回も朝食のたびに飲んでいるというのに、わたしにはどう表現していいのかよくわかりません。
 ただ、毎回別の方の精液を飲んでいることになりますが、一人ずつ微妙に味が違うことだけはわかります。おそらくですが、旦那様のモノが一番濃いようだということも。

 嗚呼、でも、いけません。そうなると、折木さんや福部さんのモノもまた、違った味がするということなのでしょうか。ダメです、わたし、気になってしまいます――

 そんな自分のイケない想像にぶるりと、体を震わせてしまいながら。わたしは、なんとかその邪な想像を追い出してしまおうと、何度も頭を振り続けるのでした。

テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

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