2ntブログ

千反田えるの接待奉仕

 1.5 観られる情交

「ねえねえ、旦那様の新しい玩具見ちゃったんだけど。もう、びっくりだわ」

 件の少女を男の待つ部屋に案内してからまっすぐ控え室に戻ったところで、仲居は堪らず同僚に話しかけていた。

「あ、そういえば今日いつもの部屋取ってたわね。なに、そんなにすごかったの? 芸能人クラス?」
「んー、確かに日本人形みたいですっごく綺麗だったわね。和服とかめちゃくちゃ似合いそう――って、そういうことじゃなくて。びっくりなのはその娘JKってことよ。あれは多分神高かな、セーラー服なんか着て店に来ちゃってるし。どう考えてもヤバイでしょ」

 その内容にさすがに度肝を抜かれたのか、同僚は煎餅を取る手を止めてぽっかり口を開けながら呟いてくる。


「あー、それはマズいわ。旦那様が若い娘好きなのはみんな知ってるし、JKに手を出しまくってるのも周知の事実ってやつだけど、堂々とアピールしてきたのははじめてだもんねー。それも制服のまま店に来させるとか、超ヤバ過ぎなんですけど」
「そうよ、めちゃめちゃヤバイわよ。ただでさえ新しい娘が増えたら私の番が減っちゃうっていうのに。あんな綺麗で間違いなく処女のJKなんか来た日には、どれだけお預けされちゃうことか。今でさえ我慢しまくって言うのに、冗談じゃないわよ」
「あ、ヤバイってそっちかー。なるほどねー。わかるわー」

 苦笑しながら同僚も頷いてくれるが、実際のところほぼありえない――警察上層部とはツーカーの仲なのだから――逮捕の危険性よりも、そっちの方が切実な問題なのだ。……少なくとも、彼女達にとっては。
 そもそもこの店は旦那様――長沼の情婦イロが始めたものだ。その影響もあってか、いつからか新しい従業員が入る度に彼女達は一晩中長沼に抱かれることになる、という習慣があたりまえになっていた。もちろん中には嫌がる者もいたが、実際に抱かれてしまうと反抗的な態度はあっさりなりを潜め、むしろ積極的に抱かれに向かう者ばかりになる。――というのが、今に至るまでの常態だったりするのだ。
 とはいえ長沼もそうそう店に顔を出せないことから、基本的に三ヶ月に一度性交祭と呼ばれているイベントを開き、選別された数名の従業員がそこで旦那様に抱いてもらうということになっていた。
 今の従業員の中で彼女は新入りから数えて三番目になるが、長沼に気に入られてはいるのか性交祭のたびに抱いてもらってはいる。だが今日のJKがお気に入りになってしまったら、もしかしたら性交祭が開かれる頻度が少なくなってしまいかねないのだ。今だって三ヶ月に一度でギリギリなのだから、これがそれ以上開いてしまったら耐えられるか解らない。

「まーでも、その娘がオキニになるかどうかはわかんないけど。ウチの店とは直接関係はないんだから――まさかバイトしに来るとかはないでしょ?――、気にしない方がいーんじゃない? 要は性交祭の頻度が変わらなきゃいいんだから、下手に気にしすぎてもあれでしょ」
「……そっか。そうだよね。とりあえず、私らにはなんの関係もないと思っとこうか」
「どうやら結論は出たようですね。では、そろそろ仕事に戻ってもらえますか。ふたりとも」

 突然の横からの声に慌てて振り向くと、そこには朗らかな笑顔を湛えた――ただし、頭から見えない角を生やした――女将の姿があった。
 これには堪らず、悲鳴を上げながら慌てて仕事に舞い戻る二人。
 そうして、日付が変わる寸前に営業が終わり、片付けも滞りなく済ませて後は帰るだけとなったところで。

「そういえばあなたたち。悪いけれど、一人は残ってくれるかしら。どうせ朝までお愉しみモードだろうけど、一応誰かは残ってないといけないから。……さすがに乱入は御法度だけど、観て一人で愉しむ分には自由にしておくわ。道具も必要なら使っていいし」

 女将のその発言で、店に残ることになったのは二人ともだった。
 理由は簡単だ。あの少女がどんな風に長沼に犯されているのか、それを観てみたかったから。ただそれだけのこと。
 そうして仮眠室と化した控え室に布団を二組敷いて一応の準備を整えると、仲居はテレビの電源をつける。そうして幾つかの操作をすると、デジタル画面に狒々親父に犯されている美少女の姿が映し出された。

「あー、ばっちり犯られまくっちゃってるねー」
「うわぁ、すっごい声。この娘店に来たのって二十時だっけ。てことはもう4時間くらい犯られっぱなしだよねー。だったら、もうほとんど出来上がっちゃってる頃かな」

 一応安全管理のためという名目で、椿の間には監視カメラが設置されている。もちろん実際は長沼が愉しみオナニー実益保険のために用意したモノだが、彼がお愉しみの時にはそれを覗き見た誰かが一人遊びオナニーをするのも、半ば恒例になっていたりするのだった。

「しっかしこの娘も可哀想だよねー。初めてが旦那様だなんて、そんなのもうセックス中毒になるしかないじゃない。きっと毎日ヤることしか考えられなくなっちゃうよ」
「いいじゃない、そんなの別に。オンナとしてちゃんと幸せにしてくれるんだから、なんの問題もないでしょ。むしろ私は初めてが旦那様って、正直羨まし過ぎかなぁ。だってキスもクンニもフェラチオもセックスも中出しもなにもかも、全部旦那様に教えてもらえるんだよ。そんなのサイコー過ぎでしょ。むしろ、このJKちゃんはめちゃくちゃラッキーだと私は思うんだよね」

 初めて長沼に犯された日のことを思い出しながら仲居はそう呟く。あの日の衝撃は今でも忘れられない。それまでのセックスがなんだったのかと思わされるくらいにイキ狂わされてしまったのだ。その快楽の極みを初体験から教え込まれるなんて女冥利に尽きると、開発し尽くされてしまった彼女はそう思ってしまうのだった。
 そんな風に仲居が悦楽の記憶に思いを馳せている間に、画面の向こうではそろそろ何度目かのクライマックスらしい。それまで激しかった長沼の腰の動きが急に止まると、そのままJKのオマンコへとたっぷりのザーメンを注ぎ込んでいく。
 膣内射精された少女はどんな様子かと見てみると、初めて見たときの楚々とした雰囲気が嘘のように、だらしなく蕩けきった表情を晒してしまっていた。処女を捧げる際にどれだけの抵抗をしたかは解らないが、今はどう見ても快楽に溺れかけてしまっているのは確かなようだ。

「はーい、種付け終了~っと。これでもう戻れなくなっちゃったの確定だねー。ま、とっくに中出しされまくってるはずだから、もう手遅れだったんだけどさ。だけどだいじょーぶだいじょーぶ。絶対に愉しいから、安心してこっちに来たらいいよ」
「そうね。旦那様に膣内射精なかだしされる以上に嬉しいことなんて、あるわけないんだし。JKの頃から最高のセックスをたっぷり愉しめる幸運を、旦那様のオチンポと一緒に味わえばいいのよ」

 言いながらオマンコを貫くチンポの感触を思い浮かべ下半身を濡らしてしまう彼女に、同僚が――熱に浮かされたような声で――話しかけてくる。

「でも、あの娘避妊薬なんて飲んでないよね。だったら、もしかしてこれで孕んじゃったりするかもね。もしそうなったらどうするのかな。産むのかな……? しっかし、うーん、旦那様の赤ちゃんかー。あんたはどう、欲しくならない?」
「……正直、難しいところね。『欲しくない』っていったら嘘になるけど、子供を産みたいと言うよりも旦那様の精液で孕ませて欲しい、子宮まで征服して欲しいっていうのが本音だからねぇ。そう考えたら、微妙なところだわ」
「うんうん、わかるわー。旦那様にすべてを捧げたって証明は欲しいけど、実際に子供ができるのは勘弁だよねー。子育てするのが面倒ってのもあるけど、一番問題なのは妊娠しちゃうとその間旦那様に抱いてもらえないってことだからさー。一番大事なことができなくなっちゃうのは正直ないよねー」

 あっけらかんと笑う同僚の言葉に、体の一番奥へ熱い体液を注ぎ込まれる快感を思い出してしまうと、仲居はぶるりと体を震わせながら同僚を睨みつけた。

「……ああ、もうっ。そんなこと言ってたら旦那様のザーメン、オマンコに注いで欲しくなっちゃったじゃないの。どうしてくれるんだか……」

 盗撮セックスを観ながら猥談を続けたことで、興奮した股間からだがどんどん熱くなってしまう。横に視線を向けると、同僚はとっくに服をはだけて生乳を揉みながら股間に指を這わせていた。
 先にオナニーを始めていた同僚の姿に唇を弛めると、仲居は戸棚の扉を開けて中から電マを二本取り出し、内の一本を同僚に向けて放り投げる。それから電源を付けた股間に押し当てると、画面の中で我を忘れて喘ぎまくってる黒髪ロングの美少女に負けないように、甘い声を絞り出しながらオナニーを始めるのだった。



 それから三回イクまでオナニーは続けられたが、彼女達が一応満足して眠りこけても画面の中で少女は犯され続けていた。そして翌朝、開店前に出勤してきた女将が二人を呆れ顔で叩き起こした時にも、画面の中では長沼が少女を抱き続けている光景はそのままだったのだ。

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