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ワルイユメ――白猫の見る悪夢――

2 奪われる純潔

「さーて、ムッツリちゃん。そろそろお仕置きタイムといこうぜ。そっちももう待ちきれないって顔してるみてーだしな」
「……そんな顔、してないです。待ってなんて、いないもの……」

 勝手なことを言う男に小さい声で抗議するが、当然聞く耳があるはずもない。完璧に聞き流すと、野獣の笑みのままジンはシスティーナを再び床に押し倒す。それから彼女の濡れそぼつ秘所に這わせ――愛液をまぶし――た指を口に含むと、半裸になった肢体に視線を向けながらイヤらしい笑みを浮かべた。


「普段ならひん剥いちまうのがオレの趣味なんだけどよ――こうもエロいと、制服着せたままでヤるのも悪くねーな。実際、正直ヤるために作ったとしか思えねーデザインだしな。露出度めっちゃたけーしよ。な、ムッツリちゃんもそう思うだろ?」
「……そんなこと、思うわけない。制服のデザインは、マナの伝達効率を高めるために、結果として露出度が増えてるだけなんだから、あなたの言う意図なんてあるはずないもの……。私なら兎も角、学院までバカにしないでよ……お願い……」
「あー、はいはい。ちゃんとした理由があることくらいはオレだって知ってるよ。けど、だからってエロいのには変わりねーだろ? ヘソは丸見えだし、スカートは手を突っ込んで弄ってくれってくらいに短いしな。つーかさ、それをオマンコ濡らしまくりのムッツリちゃんが言ってもさ、説得力ないよねー。結局おまえもヤリたいんだろ? って感じで」
「…………うぅぅぅ……」

 誇りに思っている学院を侮辱する発言に思わず反論したシスティーナだったが、あっさりやり込められた上に秘所を指で――ちゃぷちゃぷとイヤらしい水音をさせながら――弄くられてしまっては、涙目で沈黙することしかできない。できれば言い返したいところだが、自分の身体が敏感に反応してしまっていることを証明されてしまっては、恥ずかしくてそれもできない。

(……どうして、反応しちゃうのよ。乱暴されてるのに。イヤだって思ってるのに。それなのに、なんで濡れちゃうの。どうなってるの、私のカラダは?)

 心は完全に男を拒絶しているのに、身体の方はどうしてか男の言いなりになっている。それが悔しくて彼女は涙目で睨んでみるが、当の相手は蛙の面に小便といった風情で気にした様子もない。その平然とした姿が更に悔しかったから、システィーナは――たとえ無意味だと解っていても――文句を口にしてしまうのだった。

「……そんな風に呼ばないでよ。私の名前は、システィーナなんだから。ムッツリちゃんなんて、勝手なあだ名で呼ばないで。ちゃんと、名前で呼びなさいよ……」
「えー、我ながら的確な付け方だと思ったんだけどなー。どう考えてもムッツリなんだしよー」

 指で乳首を軽く弾いて彼女を呻かせながら、ジンはつまらなさそうに呟く。それから、

「あー、シス、システラだっけ? いや、違うか。うーん、オレって名前覚えるの嫌いだから、五文字越えちゃうと覚えられないんだよねー。だ・か・ら・仕方ねーから、あだ名でいいよね? うーん、シス、シテ、シロ……髪が白いから白でいいとして、後はなーんか猫耳みたいなリボンしてるから猫を加えて白猫でいっか。そーゆーことでおまえは今から白猫ちゃんな。それで文句はねーだろ?」
(嘘、なんでグレン先生と同じ呼び方を……っ)

 適当にジンが口にしたのはグレンと同じ呼び方だった。そしてグレンのものを聞いたことはなかったが、理由もおそらく同じなのだろう。そう思った瞬間、なぜか胸がちくりと痛んだ。

(グレン、先生。……助けてよ。あの男が先生は死んだって言ったけど、そんなことはないんでしょ。だったら今すぐ助けに来て。そうしたらいつもみたいに授業でふざけても、文句を言ったりなんてしないから。だから――お願いします。私を助けて――っ!)

 グレンにそう呼ばれるのを気に入ってたわけではないはずだけど、ジンにそう呼ばれた瞬間に大切なモノを汚されてしまったような、そんな感覚を覚えてしまった彼女はすがるようにグレンに助けを求めてしまう。けれど――当然その願いが叶うことはない。
 むしろそんな彼女に追い打ちを掛けるように、男は準備万端の肉棒を彼女の入口に宛がうと、

「――返事がないってことはそれでいいってことだよなー、白猫ちゃん。でもって時間稼ぎのネタも尽きたってことでOK? なら、いいかげんこっちも限界だからハメハメタイムに行っちゃうよー。お待たせ、濡れ濡れオマンコの出番だぜ。ぎゃはははは――っ!」

 ちゅぷりと水音を立てながら、先っぽを膣口にずぶずぶとハメ込んでくる。もう処女を奪われることから逃れられない現実を突きつけられ、覚悟を決めるしかなくなったシスティーナ。彼女はその整った顔を恐怖でくしゃくしゃに歪ませると、こっそり様子を――ただし食い入るように――窺っていたクラスメイト達に、震える声で懇願するしかなかった。

「……お願い、みんな……見ないで。お願い……見ないで……」

 瞬間、慌てたように全員が一斉に視線を重なり合う二人から逸らす。……けれど、それも一時のことでしかない。しばらく経つとまたちらちらと――特に男子は大っぴらに――視線を向け始めるが、既にその時のシスティーナには周囲に気を配る余裕なんて持てるはずがなかったのだ――

「やだ。やだ、やだぁ。そんなもの挿れないでよぉ。挿入はいっちゃうの、やだぁ」
「あーあ。口じゃイヤがっても、身体の方は正直みたいだなぁ。濡れ濡れだからオマンコに簡単にチンポが挿入はいってくよー。……っと、そろそろか?」

 ジンの言うように秘所が愛液で潤ってしまっているために、男のモノが簡単に呑み込まれていってしまう。それでも三分の一ほどが。膣内なかに入り込んでしまったところで、なにかに引っ掛かったのか、ようやくその動きが止まった。

「処女膜はっけーん、と。さーて、それじゃ白猫ちゃんの処女をじっくり頂いちゃおっかねー」
「待って、お願い待って。なんでもしますから、それだけはやめてください。イヤなの初めてだけはこんな形で失いたくないの好きな人にあげたいのだからお願い動かないで――って、あ゛あ゛あ゛~~~っっっ!!!???」

 必死に訴えるシスティーナを無視して、容赦なく腰を進めてくるジン。そうして硬い肉塊が柔らかい肉襞を押し広げていく圧迫感とともに、膣内なかでなにかが引き裂かれていく感触に痛みを感じ始めた彼女が、思わず甲高い悲鳴を上げてしまう。

「痛い痛い痛い痛い痛い~~~~~っっっ!!! やめてやめてやめてよぉぉぉ。痛いの、痛いってばぁぁぁぁぁ!!!?」
「ぎゃははははは――っっ!! 白猫ちゃん、おまえってやっぱサイッコウ~~~っっ!! おまえの悲鳴聞いてるだけでチンポがいきり立って仕方ねえよ――っ!」

 処女膜を貫かれる痛みに泣き喚く銀髪少女を組み伏せながら、チンピラ風の男はただ彼女を嘲笑うだけで腰の動きを止めようとはしない。そうしてペニスの先っぽが媚肉の中心を抉った瞬間ぶちっと小さな音がして、システィーナの処女膜はあっけなく破られてしまったのだ。

「あ、うそ、うそ……そんな、初めてだったのに……大切な人にあげるんだって、ずっと思ってたのに。……どうしてこんな、ひどいひどいよぉ。なんで私がこんな目に遭わなくちゃいけないの……っ?」
「好きな人じゃなくてゴメンねぇ~~~っ。白猫ちゃんの処女、オレが美味しく頂いちゃいました♪ つーか、やっぱ処女は最高だよな。この締まり具合がたまんねぇわ。顔がちょー良くて胸もオレ好みにちっぱいでマンコも具合が良すぎだし。これ、マジで上玉だわ」
「……鬼、悪魔、鬼畜、人でなし。あんたなんか死ねばいいのに……」

 結合部からは真っ赤な血をだらだらと、目尻からは透明な涙をぼろぼろと流しながら、ジンへと呪いの言葉を投げつけるシスティーナ。だが言われた本人はむしろ嬉しそうにそれを受け止めると、にやつきながら腰を激しく叩きつけてきた上に、小さな膨らみを乱暴に揉みしだき始めてきた。
 ピストンの度にペニスで膣肉を抉られるが、その都度焼けた火箸を押しつけられたような痛みを膣内に与えられる。破瓜の痛みだけでもきついのに、その上媚肉を抉られる痛みとおっぱいを揉み潰す痛みまで加わったら、魔術を本格的に学んでいる最中のただの少女に耐えられるはずもない。

「あぐっ……いやぁっ、ああんっ、あぁぁぁぁっ。やぁぁっ、痛い、痛いよぉぉ。ぐすっ、もうやだぁぁぁ。……たすけて、だれか、おとうさまぁ、おかあさまぁ、せんせいぃ……」
「ぎゃははは――っっ!! ホントさいっこうだな白猫ちゃんはよーっ! もっと泣き叫んでくれてもいいんだぜ。そのうち気持ちよくなってくるから、それまでの辛抱だからよ。なーにムッツリちゃん、じゃなくて白猫ちゃんのスケベ具合ならすぐ感じてくるからさ」

 無責任なことを言いながら、男は今度は首筋に舌を這わしてきた。肌をなぞるおぞましい感触に、身震いしてしまうほどの怖気を感じてしまうシスティーナ。だが彼女がいくら悶えても、ジンの蹂躙が止まることがないのは解りきっている。

(勝手なこと言わないでよ、すぐ感じてくるなんてあるはずないんだから――っ! こんなに痛いのに、どうしたら気持ちよくなるのよ。ああもう、なんでもいいから早く終わって。もう痛いのはイヤ、気持ち悪いのはイヤなの――っ!)

 初めてのセックスはただ痛いだけ、気持ち悪いだけでしかなかった。秘かに夢見ていた――オナニーの時にはこっそり妄想していた――愛する人との初めてはもっと素敵で気持ちよくなれるはずだったのに、どうしてこんなことになってしまっているのか。悪夢のような現実に、こぼれ落ちる涙が止められないシスティーナだった。
 そんな彼女の瑞々しい身体を、ジンの手や唇やチンポが好き放題に貪っていく。そしてそれに抗うシスティーナの心とは裏腹に、その身体は少しずつ男に対し開かれていくのだった。
 事実、ペニスの抽送も少しずつ滑らかになっているし、弄られているピンク色の乳首は完全に勃起してしまっている。肌の色も犯される前に比べれば、若干赤く染まっているようだった。そしてなによりも、ピストンの度に感じさせられていた強烈な痛みも、いつしか和らいでいるように思える――彼女自身がそれを自覚できていなかったとしても。
 だから。

「てゆーかさ、実際、いーい感じにできあがってきてるみてーだな。乳首もビンビンに尖ってきてるし、チンポ動かすのもずいぶんとスムーズになってきてるしよ。我慢できなくなったらいくらでも喘いでくれて構わねえから、好きなように声出しまくっていいんだぜ白猫ちゃん」
「……誰が、喘ぐもんですか。あなたの、思い通りになんていかせないんだからっ。私は、絶対に、あなたのなんかで、感じたりしない~~~~っっ!?」

 懸命になって男の言葉を否定するシスティーナに対し、感じ始めている兆候を嗅ぎ取っているジンは余裕の表情で、せせら笑いながらゆっくりと腰を動かしてくるのだった。少女のオマンコを自らのチンポの形に変えようとするように、じっくりと時間を掛けて。
 そして、膣内を蠢く陰茎が敏感な箇所を擦ってしまった瞬間、堪らずシスティーナはビクンと腰を跳ね上げてしまう。

「お、いい反応。ここが白猫ちゃんの弱点かな~。ここ擦り続けたらイッちゃうかな~♪」
「やだやだ、そこ擦らないで。感じてないから。痛いだけなんだから、動かさないで。ダメ、ダメ、ダメだったら~~~~っっっ!!!」

 自分の反応に焦りながら必死に訴えるシスティーナだったが、弱点を見つけたジンがそれを聞き入れる理由があるわけもない。えものの急所目がけて、ピストンを一定のリズムで繰り返してくるのだった。

(やだ、なんで、こんな――っ!? 痛いのに、痛いはずなのに、どうして――? ダメ、ダメ、ダメ、ダメなんだから。感じちゃうのはダメ、なんだから。声なんて、出しちゃ、ダメ――っ!?)

 処女膜を破られた後の傷跡を抉られる痛みはまだ消えていない。それなのに、太くて硬いペニスで粘膜を擦られる度に、甘い疼きにも似た感覚を覚えてしまうのだ。そして、その狂おしい感覚を重ねるごとに、思わず甘い声を漏らしてしまいそうになるシスティーナ。必死にそれだけはと堪える彼女だったが、それでも切ない衝動は消えてくれない。

「あー、こっちもそろそろイキそうだなー。どうよ、白猫ちゃん。オレと一緒にイクなら、中じゃなくて外に射精してやっても構わねえけど? 声出した方が断然気持ちよくなれんだし。オレと一緒にイキまくろうぜー」
「……そんなの、お断りよ。どうせ、私がなにをどうしたって、そのまま膣内なか射精すつもりなんでしょ? だったら、私がイク必要なんて最初からないもの。そもそも、感じてないんだから、一緒になんてイケるはずないんだし」
「あっれー、なんだよわかってんじゃん。そーそー、外に出してもらうために頑張って気持ちよくイッてもらったところで、思いっきり中出しキメるつもりだったんだけどなー。やー、スゲーな白猫ちゃん。てことで御褒美に中出しキメてやるから、気持ちよくイッていいぜ」

 軽薄な笑みでそう言うなり、ジンは腰のグラインドのペースを上げてくる。股を強引に押し開かされ、媚肉に太竿を何度も叩きつけられる激しい生殖行為に、システィーナの息はあっという間に絶え絶えになった。
 何度も急所を男のモノで擦られる度に下半身に妖しい痺れを感じてしまうように、もう快感を覚え始めていることを否定できない。だからこそそれを男に気づかれないために――もちろん、無駄な努力でしかないが――、彼女は必死に唇を噛み締めて口を閉ざし、嬌声がこぼれ落ちることがないように耐え続けるのだった。

(さっきから……なんで、こんなっ。イヤなはずなのに、どうしてこんなに疼いてくるの……? もしかして、こいつの言うとおりなのかな? 私、ホントに、ムッツリスケベなの……?)

 そんな妄想めいた危惧を否定するために。ジンの魔術のせいで両腕の自由が利かない中、少しでもチンポの快感から逃れようと身体をよじり続けるシスティーナだったが、男の巧みな腰使いのために逆にさらなる快感を植えつけられてしまう。
 だから、声を出してしまわないよう必死に悶え続ける彼女のその表情は、今にも蕩け落ちてしまいそうなほどに快楽で染め上げられてしまっていた。

「んん、んんん、んんんん~~~~っっ! やだ、やだ、あぁん、んんんん――っっ!!」
「あー、やべぇ。チンポぎっちぎちに締め付けてくるのたまらねぇ。白猫ちゃんの処女マンコ、ホントサイッコーだよなー。こいつは間違いなくザーメンミルクがたっぷり出ちまうな。マンコの奥に思い切りぶっかけてやるから、それで好きなだけイッちまいな白猫ちゃんよ」

 身悶えする銀髪の少女の身体を冷たい床に押しつけると、チンピラ魔術師が最後の仕上げに入ろうとする。ついさっき口の中にぶちまけた時のように、膣内でペニスがビクビク震え始めたのを身体で感じるシスティーナ。それで改めて膣内射精される確信を得た彼女は、ようやくまともに実感できた恐怖に顔を歪ませてしまう。

(あ、ダメだ。こいつ、ホントに膣内なか射精す気みたい。そんなのされたら、下手したら本当に妊娠しちゃうかも。……ダメ、それだけは許しちゃダメ。ダメなんだから……)
「……ダメぇダメぇ。お願い、外に出してください。膣内なか射精されたら、子供できちゃう……。そんなの、ダメだから。膣内なかには射精さないで。お願い、やめて。なんでもするから、お願いします」
「ひゃーっははははは! いいねぇ、なんでもするときたか。いいぜ、そこまで言うなら白猫ちゃんのお願い聞いてやるよ。膣内なか射精すのやめたらなんでもしてくれるんだよな?
 ……そうだなー、だったら今からオレのチンポが勃たなくなるまで中出しし放題ってことでよろしくしちゃおっかなー。やばいなー、そうなったら本当に妊娠しちゃうかもなー」

 膣内を突かれまくり悶えながらも必死の思いで懇願するシスティーナに、ジンはへらへら嗤いながら無慈悲にそう言ってのけるのだった。

「――ふざけないでよ。そんなのっ、なんの意味もないじゃないっ!」
「うん、そうだねー。でもさ、なんでもするって言ったのは白猫ちゃんだよねー。だったら、なにをしてもオッケーじゃないとおかしくない? 言ったことは守らないといけないって先生にならわなかったのカナー?」

 巫山戯た発言に抗議の言葉を投げつけても、屁理屈で言い返されるとなにも言えなくなってしまうシスティーナ。悔しそうに黙りこくってしまった彼女に舌なめずりをしながら、

「……っと。悪ぃな、時間切れだわ。それじゃあ一発目、白猫ちゃんの欲しがりオマンコにご馳走してやんよ。喰らいな――っ!」

 宣告とともに熱いモノが膣内に一気に叩きつけられるのが判った。

「え、待っ、んんんんんん~~~~~~~~~っっっっっ!!!!!?」
(嘘、ホントに膣内なかに――、……!? アツ――ッ! ダメ、あ゛、あ゛、あ゛~~~っっ!!)

 頭が真っ白になる。自分の深いところに悪魔の液体を浴びせられる衝撃に、ワケもわからず淫らに反応してしまう、敏感になってしまっていたオンナの身体。
 そうして初めての膣内射精をまともに受けてしまい、ビクンビクンと腰を激しく揺り動かしながら、彼女は間違いなく絶頂を感じてしまうのだった。

(あ……スゴイ。頭、真っ白になっちゃった。もしかして、私、本当にイッちゃったの……? 嘘、でしょ……どうして、こんな……こんなヤツに、レイプされて、イカされるなんて。それじゃあ、私ホントの淫乱みたいじゃないの……)

 処女をレイプで奪われてむりやり膣内射精なかだしされたにもかかわらず、簡単にセックスでの初めてのアクメを極めてしまったことに、システィーナは困惑しながら泣きたい気分になってしまう。まるで、フィーベル家の誇りが汚されてしまったように感じられて。

「ひゃははは――っ! どーやら白猫ちゃんもちゃんとイッたみたいだな。よかったよかったってか? けど、まーだ声出すのが恥ずかしいのはよくねーな。次はイヤらしい声がちゃんと出せるようにもっと気持ちよくしてやっから、我慢なんてするんじゃねーぞ」

 初めての絶頂で息を乱してぼんやりと虚空を見上げるままのシスティーナに、ジンは口角を吊り上げて太々しく嗤いながら、このセックスにまだ続きがあることを示唆してくる。事実、精液で満たされたシスティーナのオマンコの中では、挿入はいったままのチンポはまだまだ大きいままだった――

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