2ntブログ

千反田えるの接待奉仕

1 手折られる花(下)

 ――そうして、

「さぁて、それじゃあ今からえるちゃんの初めてをもらっちゃうとしようか。なぁにちゃんと気持ちよくしてあげるから、怖がらずに安心して儂に身を任せてくれればそれで構わないからね。そうすれば、ちゃんと天国へ連れて行ってあげるとも。くっくっくっ……」
「……ん……ちゅる……んむぅ……ぷはぁっ。……はい。どうか、よろしくお願いします」

 布団の上に横たえられたわたしは、制服を上下ともまくり上げられると乳房を剥き出しに、股を大きく開かされた状態で長沼センセイに唇を貪られていました。寸前まで全身を舐め回され、もう一度軽く絶頂させられてしまったおかげで、体中が火照ってしまっています。おまけにお酒を飲まされた影響でしょうか、頭がぼんやりとしてうまく考えることができません。
 そのために今から処女はじめてを奪われると告げられても、ただ黙って受け入れる言葉しか出てこないのです。けれど、それもあたりまえなのでしょう。なぜならおじさまとのゲームに負けて、何度もイカされて感じさせられてしまったわたしは、もはやまな板の上の鯉でしかないのですから。
  それでもただひとつ、脳裏を過ぎるのは――

(折木さん、ごめんなさい。わたし、あなたに初めてを捧げることはできないみたいです……)

 わたしが初めて異性としての好意を持った人の顔でした。
 ……笑顔も知っているはずなのに仏頂面しか浮かんでこないのが、本人にそっくりで少し――いえ、かなり残念ですけれど。
 そんな風につれない面影に思いを馳せていると、股間の方で濡れた水音とともに熱くて硬いモノが押し当てられる感触がします。
 ――とうとう、処女を奪われる時が来てしまったようです。わたしは覚悟を決め目を閉じると、その瞬間が訪れるのを待ち構えました。
 微かな笑い声とともに開いた両足を押さえ込まれ、秘孔の入口にずぶりと硬いモノが差し込まれます。狭い道を太い塊が押し広げる感触が股間に広がっていきますが、先っぽが膣内なかに入り込んだところでなにかに遮られて、動きが止まってしまいました。

「ふっふっふっ。どうやらえるちゃんの処女膜に辿り着いたみたいだねぇ。今から儂のチンポで破っちゃうけど、覚悟はいいかい? そうら、いくよぉ――」

 わたしの体を強く抱きしめて逃げられないようにすると、おじさまはゆっくりと腰を押し進めてきます。わずかな抵抗を感じてすぐに、ぷちんとなにかが破れる感触がしました。そして、わたしの処女膜を突き破ったおじさまのペニスが奥深くに侵入してくるのと同時に、激しい痛みがわたしに襲いかかってきたのです。

「あ゛あ゛~~~~っ。痛いっ! いたい――です……っ! うぅ……あぁぁ……」

 硬くて太い肉の棒を挿れられた秘所から、焼けつくような痛みがじんじんと響いてきます。まるで灼けた火箸を押し当てられたような強烈な痛みに、思わず苦痛の声を漏らしてしまうわたしに向けて、

「あぁ、そんなに痛がって可哀想にねぇ。すまないね、えるちゃん。儂のチンポがあまりに大きすぎるから、えるちゃんの狭くて小さい処女マンコにはまだ合ってないみたいだね。だけど、安心していいんだよ。こうやってハメていく内にどんどん大きさにも慣れて、その内――まぁ二日もあれば――ぴったりのオマンコに変わっちゃうから。そうなったら後はもう、ただ気持ちいいだけのセックスになってしまうから、それまでの辛抱だよ」
「そんなの、ありえません。こんなに痛いのに、気持ちよく、なるなんて。絶対に、ないです、から――っ! だから、お願いします、一度、抜いて、ください――っ!」

 おじさまが顔をにやつかせながら、ねっとりと言い聞かせてきます。その言葉をわたしは首を振って否定するしかありませんでした。この痛みがそう簡単に――それこそ二日程度で――なくなってくれるとは思えませんし、なによりもこの行為セックスがただ気持ちよいだけのものになってしまったとしたら、わたしの心がそれに耐えられるとは思えないのですから。

「痛い、痛いです。ああ、こんな……ひどいです。お願いします、抜いて、抜いてください……」

 身を引き裂くような痛みに必死の思いで懇願するのですが、長沼センセイは気持ちよさそうに腰を動かし続けるだけで、わたしの言葉を聞いてくれることはありません。ただうるさい口を塞ぐように唇を押しつけそこから舌を絡ませたり、胸を丁寧に揉みほぐすことで快感を与えてくれるおかげで、少しだけですが気が紛れて楽な気持ちにはさせてくれます。まるで軽めの鎮痛剤を打たれたみたいに、です。
 ――そうして、どれくらいの間犯され続けていたでしょうか。
 わたしの股間に腰を打ちつけていたおじさまの動きが小刻みになってきたかと思うと、膣内なかを蠢いているペニスが少し膨らんできたような気がしてきました。そして、おじさまが快感に蕩けてしまったような響きの声で話しかけてきます。

「あぁ、まいったね。もう少し粘るつもりだったんだが、えるちゃんのオマンコがきゅうきゅうにチンポを締めつけてくるから我慢できなくなっちゃったよ。というわけで、そろそろ記念すべき一発目、射精させてもらうからねぇ」
「……待って、ください。もしかして、膣内なか射精すつもりですか? お願いします、絶対にやめてください。そんなことしたら、赤ちゃんができてしまうかもしれないですよね? だから、お願いします。射精すのは膣内なかじゃなくて、膣外そとにしてください――」

 妊娠の恐怖にわたしは慌てて体を起こして逃げようとしますが、腰を打ち付けられながら肩を思い切り押さえつけられると、どうにも動けなくなってしまいました。

「なにを言ってるんだい、えるちゃん。折角のえるちゃんとの処女ごちそうさま生ハメセックスなんだから、膣内射精なかだしするのはあたりまえのことじゃないか。なんなら、そのまま妊娠してくれたって儂は別に構わんしなぁ。……ああ、もしかしてできた場合にどう育てるのかを心配しているのかい? だったら安心したまえ。さすがにえるちゃんと結婚はできんが、子供の認知くらいならしてあげるとも。学校に行きながら育てるのが難しいなら、乳母を雇うことだって考えてやらんでもないしなぁ。千反田家だって早めに後継者が確保できるなら、それに越したことはないだろうしね。そう考えれば、なんの問題もないんじゃないかなぁ。えるちゃんだって、そう思うだろう?」

 長沼センセイは膣内射精なかだしの準備のための腰の動きを止めないまま、平然ととんでもないことを口にします。それを聞いてわたしは、『――ああ。本気で膣内なか射精すつもりなんですね』と、絶望するしかありませんでした。

「そんなことを言ってる間に限界が来たようだよ。これで孕むかどうか運試しと行こうじゃないか。あぁ射精る、射精る、射精るぞ! さぁ――孕みなさい!」
「いやぁぁぁーーーっっ!! ダメ、ダメ、ダメです。抜いて、抜いてください。お願い、します。膣内なかじゃなくて、膣外そと射精して――、あぁぁぁぁぁ~~~~~っっっ!!?」

 瞬間、体の奥深くに熱いモノを叩きつけられる感覚を覚え、わたしは絶望と衝撃にたまらず絶叫してしまいます。その様子をニヤニヤと嬉しそうに見つめながら、おじさまは最後の一滴まで搾り出そうとするようにペニスを膣奥へずっと押しつけたまま、しばらくの間ピクリとも動こうとしませんでした。
 そっと下半身に視線を向けてみると、結合部から――破瓜の証である――赤い血に交じって白い液体が流れ落ちているのが目に入ってきます。それを見た瞬間、わたしの目から涙がこぼれ落ちてしまいました。

「……折木さん、ごめんなさい。折木さん、ごめんなさい。折木さん、ごめんなさい……」
「うん? 折木さんって言うのは、ひょっとしてえるちゃんが好きな子だったりするのかな。もしかして、もう付き合ってたりするのかねぇ。あぁ、だったらその折木くんとやらには申し訳ないことをしたもんだ。なにせ愛しのえるちゃんの初めては――まだふたつほど残しているけど――みんな儂がいただいちゃったものなぁ。あぁ、いいねぇ。実にいい。いたいけな美少女JKの思いを踏みにじって、その体を美味しくいただけちゃうのは本当に素晴らしいことだよ。まさに接待奉仕の醍醐味だねぇ」
「……ああ、そんな……。ひどい……ひどいです……」

 あまりに下劣過ぎる発言に涙を流しながら抗議しますが、長沼センセイは乳首を摘み上げて捻り上げたり、わたしが秘かに自慢に思っていた長い黒髪を一房口に含んでぺろぺろと舐め回した上でそのまま耳を甘噛みしてきたりと、わたしの体を好き放題に弄くり回したあげくに、大きなままだったペニスを使って再び膣道を抉り始めてきます。

「あぁっ……だ、め。セン、セイ……おねがい、します。……うごか、ないで……いたいっ、いたい……です」
「大丈夫大丈夫、安心しておくといいよえるちゃん。今はそうやってじくじくと痛むだろうけど、それも処女のウチだけだからね。逆に今の内にしっかり覚えておくといいんじゃないかな。この、破瓜の痛みってヤツを――」

 嬉しそうにそんな無慈悲な言葉を掛けてきながら、腰の動きは止まる様子を見せません。大きな硬い塊がわたしの一番柔らかいところを通り抜けるたびに、鈍い痛みが次々と走り抜けていくのです。

「なぁに、えるちゃんのドスケベなカラダなら、あっという間に気持ちよくなってくれるからね。そうしたらもう、今の痛みがとっても貴重なものだって思い知るようになっちゃうんだよ。えるちゃんをオンナにしてくれたのが、儂のこの大きなチンポだっていう重要な証だってね。ほうら、そう言ってる間にもオマンコがどんどん馴染んできてるみたいだねぇ。イヤらしいお汁もどんどん溢れてきちゃってるよぉ」
「嘘、です。イヤらしい、お汁なんて、出して、ないです。馴染んで、なんかいないです――あああっ、突かないで、突かないでください。お願い、します。ああ、どうして、あそこが、ジンジン、してきちゃうの、どうしてなんですか……っ!? こんなの、おかしい、です――っ!」

 わたしがどうしようもないドスケベなのだと。そんなセンセイの言葉を必死に否定してみるのですが、わたしの意思とは裏腹に体はどんどんとセンセイのモノを受け入れてしまっているようでした。
 事実、下半身からはじゅぶ、じゅぶと水気を含んだ卑猥な音が聞こえてきます。あれほど痛かったはずの結合部はどうしてでしょう、ジンジンと甘い痺れだけが強くなって、いつの間にか痛みはほとんど感じられないほどに薄くなっていました。
 或いはそれは、今頃になってお酒が頭に回ってきたせいで感覚がぼんやりとしてきたせいかもしれないのですが。酩酊しかかっている頭ではそれ以上のことは考えられず、わたしはただ為すがままに――おじさまに好き放題に――犯されるしかないのです。

「ああ、どうやらセックスにもすっかり慣れてきてるみたいだねぇ。さすがはえるちゃんのドスケベマンコだよ。ほら、儂のチンポをイヤらしく咥え込んで、離そうとしないじゃないか」
「嘘、です。慣れてなんか、いません。センセイが、無理やり挿れてる、だけです。咥え込んで、なんて、いるわけ、ないんです――っ! あっ、やだ、そこ、ダメ、ダメです。硬いので、擦られると、あそこが、熱くなって――カラダが、おかしく、なるんです! だから、もう、これ以上は、やめてくだ、さい。お願いします――っっっ!!!」

 そんな自分に少しでも抗おうと声を張り上げますが、センセイはわたしの声を全く聞いてくれません。ただ一定のリズムを保ったまま腰を振り続けて、パンパンと肉同士のぶつかり合う激しい音を打ち鳴らしながら、わたしの膣内なかをひたすらに抉り続けるだけでした。
 そうして硬くて逞しいモノで膣肉――先程指で何度も擦られ続けた場所――を貫かれるたびに、下半身を走り抜ける電流にも似た甘い刺激を受け取りながら、次第に意識が霞みがかり視界もぼんやりと暗闇に包まれていくのです。

「お願い、です、これ以上、激しく、掻き回さないで、ください。んんん――っっ。ダメ……ダメ、です。ダメ、なのに……あっ、あっ、あぁぁ――っっ!!」

 薄れゆく意識の中、はしたない声だけが口から勝手に漏れていました。それもこれも、おじさまの手がわたしの膣内なかを好き勝手に掻き回しながら、敏感になってしまっている体のあちこち――首筋や乳房とか腹周りなど――をイヤらしく、しつこく触り続けているためなのです。
 嗚呼、それにしても、私の体はどうしてこんなにも感じてしまっているのでしょうか――
 お酒アルコールの影響もあるのでしょうが、ぼんやりとする頭とは反対に体はすっかり火照ってしまっていて、燃えるような熱さが全身に漂っています。そんな中でもセンセイに責められ続けているあそこと胸の辺りからは、じんじんと疼くような熱が伝わってくるのでした。……まるで、なにかを求めているみたいに。
 その甘い疼きに誘われるように、わたしは目を閉じ脱力してみます。
 ああ、すごくぽかぽかしてきました。とてもあたたかくて気持ちいいです。このまま眠ってしまいそう――と、眠りの淵に半ば沈み掛けていますと、

「おや、えるちゃん? どうしたのかね、大丈夫かい? ふむ、どうやらずいぶんとお酒が回ってきたようだねぇ。……まぁ、いいとも。反応がないならないなりに、その体をじっくり味わう蹂躙するだけのことだからね。ほら、口を開けてみようか。はい、あ~ん♪」

 どこからか耳慣れない声が聞こえてきたのですが、なにを言っているのかはよく解りません。
 ですから夢うつつになんとなく聞き流していると、不意に唇をなにかに塞がれて息苦しくなってしまいます。そこで半ば反射的に口を開いてみたところ、唇の隙間からなにか柔らかいものが侵入してきました。

「んむ……ぴちゅ、ちゅぷ……んふぅん……ぷはぁっ」

 その柔らかく細長いものは咥内にするっと入り込んでくると、まるで生き物のように頬の内側を荒々しく蠢いてきて、私の舌に好き勝手に絡み始めてくるのです。あまりに激しいその動きに翻弄されてしまったわたしは、気づけばいつの間にかそれに合わせるように舌を動かしてしまっていました。
 そうして知らぬ間に熱くなっていた咥内に、大量の生温かい液体が注ぎ込まれます。

「んんん~~~~~っっ!?」

 勢いよく注がれる汁液を喉で受け止めるようにそのまま飲み込んでしまうと、喉の奥までとても熱くなってしまいました。そこへ追い討ちをかけるように何度も注がれる灼熱の液体を、そのたびに素直に飲み込んでいったせいで咥内から喉にかけての辺りがとても熱く、まるで灼けるように火照ってしまいます。
 そのせいでしょうか、ひどく喉の渇きを覚えてしまうわたしでした。
 その渇きを癒やそうと、粘りの強い液体が注がれるのを求めて舌が勝手に動いてしまい、咥内を蹂躙し続けている細長い肉の塊と絡み合ってしまうのです。それも、無意識のうちに。
 そうしてわたしが舌遊びディープキスに夢中になっている間にも、胸の先っぽと局部に漂う熱さは――じくじくとした疼きを伴いながら――いつまでもそこに居座り続けていて、わたしのカラダとココロを――自覚もできないままに――おかしくさせてしまうのでした。
 その証拠に、今も粘るような水音(?)を立てながら熱い塊が局部に繰り返し叩きつけられているのですが、それにリズムを合わせて腰が前後へと勝手に動いてしまうのです。パンパン、パンパンと柔らかいものがわたしの柔肉とぶつかり合うたびに。そして猥雑なその動きを重ねるに連れて、股間が孕む熱もその勢いを増していってしまうのでした。
 ――まるで、燃料を投げ込まれた炎が激しく燃えあがっていくように。

「ああ、あっ、あっ、あっ、あぁぁぁん♪ あぁぁっっっ、あっ、ああっ、あぁぁんん♪」

 その燃え盛る――官能の――炎に炙られて、わたしの口からはしたない声が次々とこぼれ落ちてしまいます。その間にも、開いた口にだらりと垂れ流されてくる唾液を飲み込むのに必死なわたしの全身を、柔らかくて大きなものが包み込んできました。
 その感触はとっても温かく、とっても柔らかかったのですごく心がほっとしてしまいます。
 気づけばわたしはぬいぐるみを抱きしめるような感じで、その大きなものを抱きしめ返していました。全身を包み込むお肉はとても柔らかく――一部、ぶよぶよした感触がお腹の辺りに感じられましたが――、肌に伝わる温もりと鼻をつく強烈な雄の匂いに理性なんて簡単に吹き飛んでしまったわたしは、秘所を貪る硬い肉棒の動きに合わせて腰を頑張って淫らに動かしながら、生唾のおかわりまで要求し続けてしまうのです。
 ……ぼんやりとした頭で、そうとは理解できないままに。

「もっと、もっと、もっと、ください。おねがい、します。もっと、もっと――」
「いいよぉ、えるちゃんが欲しいならいっくらでも飲ませてあげるからね。ほら、ほら、いっぱい飲むんだよぉ。美味しいかぁい?
 ――さぁて、と。上の口にたっぷりと飲ませてあげたから、そろそろ下の口にも飲ませてあげないといけないねぇ。オマンコもキュンキュン言って精液欲しがってるみたいだし、そろそろ二回目の中出しタイムといこうじゃないか」

 相変わらず、耳に届く声の内容は理解できず。夢うつつの中わたしは、ただ体の声だけに従い続けます。
 今はただ熱い体液を飲み干し続けた喉の奥と、熱い肉塊に擦り続けられた秘所の奥がとても熱くて熱くて、どうにかなりそうなくらい疼いているのに。そこに加えて、お腹の奥――子宮の辺りまでとろとろになってしまっているようでした。
 だからその悩ましさをどうにかして欲しくて、わたしは目の前の体に思いきりしがみつくと、脚を絡めて絶対に離れられないようにします。硬い肉棒で膣内なかを擦り続けてもらえれば、このどうしようもないカラダの切なさもどうにかなると――そう思って。
 目の前の人もそう思ってくれたのでしょう、巧みな腰振りを用いて秘所をペニスで擦り続けることで、わたしのお腹の奥――子宮――をとっても気持ちよく感じさせてくれます。
 そして――

「あっ、あっ、あっ、あぁぁぁんんっっ、ああぁぁぁぁぁ~~~~~~っっっっ♪♪♪♪」

 何十回目かの抽送ピストンを受け止めて、股間の疼きが弾けそうになった瞬間。肉棒から吐き出された熱い塊を膣内なかの一番奥に叩きつけられて、わたしを悩ませていた熱の塊が弾け飛ぶのとともに、頭の中が一瞬で真っ白になってしまいました。

「あ……ふあぁぁぁ――っっ。ん……んんぅ。あ……まだ、熱い、ままなんです、ね……」

 それは一瞬だったのか、それともしばらく掛かったのかはわかりませんが。意識の空白から浮上して、夢うつつの中をさまよいながらわたしの口からこぼれ落ちたのは、そんな言葉でした。
 なにしろ――先程までの疼きのような熱さこそ和らいでいましたが、それでもわたしの体を抱きしめる誰かの体も、わたしの口に再び注がれる体液も、なによりもわたしの膣内なかでビクンビクンと震えている大きな肉柱もみんな熱いままなのですから。

「ああ、そうだとも。朝までまだまだ時間はあるからねぇ。えるちゃんをたっぷり苛めてあげるために、儂のチンポは元気なままってことだよぉ。えるちゃんだって、よかっただろう? 生ハメセックス、もっともっと愉しめるんだからねぇ」

 誰かの嬉しそうな声に、どうしてかわたしも嬉しくなってしまいます。
 再び始まった肉棒の抜き差しに合わせて、自然と腰を動かしてしまいながら、わたしは目の前の体を抱きしめる力をさらに強くしました。

「ああ、これって……すごく、あったかい、です……」

 しっかりと密着し、重なり合うカラダから伝わってくるのは、凍ったココロさえも溶かしてしまいそうな熱情(欲)に満ちた温もりです。そんな他人だれかの肉体の温もりで全身を包みこまれて、ぽかぽかと火照ってしまう体に支配されたわたしの口からは、もう蕩けるような言葉しか出てきません。
 だから、その口を塞がれる形に唇を重ねられてもただ受け入れるだけで、逃れようなんて思うことすらなく。蛇を思わせる執拗な舌の動きに対して、無意識のうちにこちらも舌を絡め合ってしまいながら、与えられる快楽をできうる限り貪り尽くそうと。ただそれだけのために、わたしの大切な体を目の前の誰かに明け渡してしまったのです。
 そんな無責任なことができてしまったのはもしかすると、朝が来て目が覚めた時にはおそらくなにも覚えていないはずだ、と。そんな確信があったからかもしれません。
 だからわたしは理性も正気もなにもかもかなぐり捨てて、ただ目の前の快楽を貪ることだけに夢中になった挙げ句に、はじめての奉仕セックスに溺れてしまったのです。
 それがただ一夜の夢だと信じて。背徳の予感から逃れるように、甘くて苦い毒の海の底へと深く深く沈みこんで。

 ――そうして、どれほどの時間が過ぎたでしょうか。
 窓から太陽の光が差し込んでくる頃になって、わたしはようやく解放されることになりました。つまりは一晩中ずっと、犯され続けることになったということです。
 長沼センセイがようやく体を離してくれた時には、わたしの体はもう起き上がる気力すら湧いてこないほど疲れ果ててしまっていたくらいに。わたしの体は好き放題に貪り尽くされてしまったのでした。
 事が終わり我に返って周囲を見回してみると、全身はひたすら汗にまみれ、泡立つ股間からは――破瓜の血や精液など――いろいろな液体がドロドロに入り混じって溢れかえり、布団をぐしょぐしょに汚してしまっていました。
 全身に残されたそんな凌辱の残滓に嫌悪感を抱いてしまいながら、わたしはひとまず――よろよろと、ですが――体を起こします。これから着替えて帰るにしても、まずはこの状態をどうにかしないといけません。
 そうして枕元のティッシュに手を伸ばし、股間の掃除を始めようとしたわたしへと、

「ああ、そうそう。今日から一週間のあいだ、えるちゃんは儂の家に泊まってもらうからねぇ。お父さんにもちゃあんと許可はいただいてるから、安心してウチに来てくれたらいいんだよ」
「……はい、わかりました長沼先生。これから一週間、お世話になりますね。どうかよろしくお願いいたします」

 ペニスをさっと一拭きしただけですぐに着替え始めたおじさまが掛けてきた言葉に、わたしはそう答えるより他ありませんでした。



 ……どうやらわたしは、もう長沼センセイからは逃げられないということ。一夜の夢は幻に消えることなく、どうやら現実に続いてしまったのだと。つまりは、そういうことのようです。









 (ちなみに後で確かめてみたら、最終的に七回ほど膣内射精なかだしされていたようです。それで妊娠できなかったのは残念ですけれど、高校生の間は子育ても難しいですし、仕方のないことです。いずれそのうちに、を今は期待するとしましょう)
 (それにしても思い返してみれば、ほんとうに最高の初体験はじめてだったと思います。機会をくれたお父様と旦那様には感謝しかありませんね。本当にありがとうございました)

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