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千反田えるの接待奉仕

1 手折られる花(下)

 ――そうして、

「さぁて、それじゃあ今からえるちゃんの初めてをもらっちゃうとしようか。なぁにちゃんと気持ちよくしてあげるから、怖がらずに安心して儂に身を任せてくれればそれで構わないからね。そうすれば、ちゃんと天国へ連れて行ってあげるとも。くっくっくっ……」
「……ん……ちゅる……んむぅ……ぷはぁっ。……はい。どうか、よろしくお願いします」

 布団の上に横たえられたわたしは、制服を上下ともまくり上げられると乳房を剥き出しに、股を大きく開かされた状態で長沼センセイに唇を貪られていました。寸前まで全身を舐め回され、もう一度軽く絶頂させられてしまったおかげで、体中が火照ってしまっています。おまけにお酒を飲まされた影響でしょうか、頭がぼんやりとしてうまく考えることができません。
 そのために今から処女はじめてを奪われると告げられても、ただ黙って受け入れる言葉しか出てこないのです。けれど、それもあたりまえなのでしょう。なぜならおじさまとのゲームに負けて、何度もイカされて感じさせられてしまったわたしは、もはやまな板の上の鯉でしかないのですから。

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千反田えるの接待奉仕

 1 手折られる花(上)

 そもそもの発端は、TPP関連のことなどで国内の農業情勢が雲行き妖しくなったことでした。もちろん、それだけなら地方都市の一名家に過ぎない千反田家にできることなどありはしないのですが。その動きに呼応するように、県の方でも農業関連で不穏な動きがあるという話が父達の耳に入ってきたのです。
 具体的なことについてはわたし自身理解できていないのですが、少なくともその動きをどうにかして阻止しないことには、神山一帯の農家はとても厳しい状況に追い込まれてしまうのだと。父はそう悩んでいました。
 その状況を解決するために方々で手を尽くした結果、父が最後に選んだ手段は県議として絶大な権力を持っている長沼氏に助力を仰ぐことでした。
 そうして父との何度かの話し合いの結果、最終的に長沼氏が手を貸してくれることになったのです。ひとまずこれで一安心と言いたいところだったのですが、ひとつだけ問題がありました。この問題に手を貸す条件に、千反田家の娘――つまり、わたしです――のしょじょを差し出せと。長沼氏はそう突きつけてきたのです。

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千反田えるの接待奉仕

 プロローグ

 指定された時間どおりに指定場所へ向かうと、どうやらそこは料亭のようでした。
 店先周りの装飾や立て付けなど実に立派なもので、お店としての格の高さが窺えます。千反田家の用事で父や家族と一緒に何度かこういったお店を訪れたことはありますが、わたし一人でというのは初めてなので、どうしても緊張してしまいます(緊張してしまうのは、別の理由もありますが……)。

「あの、すみません。十九時に長沼で予約していると思うのですが……」
「はい、長沼様のお連れ様でいらっしゃいますね。椿の間で承っております。先にお越しになられておりますので、お部屋の方に案内させていただきますね。どうぞ、こちらへ」

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