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千反田えるの接待奉仕

 1 手折られる花(上)

 そもそもの発端は、TPP関連のことなどで国内の農業情勢が雲行き妖しくなったことでした。もちろん、それだけなら地方都市の一名家に過ぎない千反田家にできることなどありはしないのですが。その動きに呼応するように、県の方でも農業関連で不穏な動きがあるという話が父達の耳に入ってきたのです。
 具体的なことについてはわたし自身理解できていないのですが、少なくともその動きをどうにかして阻止しないことには、神山一帯の農家はとても厳しい状況に追い込まれてしまうのだと。父はそう悩んでいました。
 その状況を解決するために方々で手を尽くした結果、父が最後に選んだ手段は県議として絶大な権力を持っている長沼氏に助力を仰ぐことでした。
 そうして父との何度かの話し合いの結果、最終的に長沼氏が手を貸してくれることになったのです。ひとまずこれで一安心と言いたいところだったのですが、ひとつだけ問題がありました。この問題に手を貸す条件に、千反田家の娘――つまり、わたしです――のしょじょを差し出せと。長沼氏はそう突きつけてきたのです。
 その経緯をわたしに向けて説明したときに、父が自分に従えと命じることはありませんでした。ただわたしの意思に任せるとだけ言ってくれました。ですから、今回のことはすべてわたしが決めたことです。父の仕事を助けるために、長沼氏の要求を受け入れることも。会ったこともない父よりも年上の男の方に、わたしのしょじょを捧げるのを選んだことも。
 千反田家の後継者の重要なお役目として、わたしは引き受けたのです。
 摩耶花さんが聞いたらきっと顔を真っ赤にして怒ることでしょう。人身御供だなんて時代錯誤だと。福部さんは心配してくれるでしょう。そして、本当にそれで構わないのかと尋ねてくれると思います。折木さんは――
 折木さんも、きっと怒るか心配するかしてくれるでしょう。あるいは、もしかしたら呆れられるかもしれません。けれど、わたしの本音を言えば。今回のことは折木さんにだけは知られたくはありません。もちろん、それ自体がわたしの勝手な我侭でしかないのですけど。
 ですから、覚悟は決めていたはずなのですけれど――いざその時が来たとなると、わたしは恐怖に怯えてしまう心を止めることはできませんでした。



「――さあて、えるちゃん。儂の言ったとおりちゃんと布団が敷いてあるだろう? この上に横になって体を開いたら、朝まで二人っきりで愉しむとしようじゃないか」

 わたしの体を好き放題にまさぐりながら長沼センセイはそう言ってきます。わたしは表情を――怯えているのを――見られないようにうつむきながら、無言で小さく頷きました。頷くしか、ありませんでした。
 この場から逃げ出してしまいたいと、心底思いながら。それでもわたしは逃げ出すわけにはいきません。わたしにできるのはこのまますべてを受け入れて、その身が業火に焼かれる犯されるのを待つことだけなのですから。

「そういえば、どうやら儂の言いつけはちゃんと守ってくれたようだけど。この目でも確かめておきたいから、見せてもらっても構わないかね? まずは下から、そして上の順でよろしく頼むよ、えるちゃん」
「……はい、解りました」

 そしてわたしは促されるままに、まずは制服のスカートをたくし上げます。その中に隠されていた――下着もなにも着けていない――無防備な股間を少しでも隠せるように、脚をできるだけきっちりと閉じながら。それからスカートの裾をウエスト部分に挟み込んで固定すると、上着も捲り上げてやはり剥き出しの胸を晒してみせます。
 ああ――まさか初めて裸の胸を晒す相手が初対面の中年男性だなんて、人生というものはままならないものですね。

「くっくっくっ……やっぱりこの手の接待奉仕の時には、ノーパンノーブラに限るというものだねぇ。ましてや相手が制服JKなら、尚更というものだよ。スカートの黒と素肌の白と乳首とオマンコの赤とが実にいいコントラストで、まさに淫靡と言う他ないよねぇ。どうかな、えるちゃん。ノーパンノーブラでこの店まで来た感想を、儂に聞かせてくれるかな?」
「……すごく、恥ずかしかったです。顔から火が出そうでした」

 普通に道を歩いているだけでも、いつスカートが風に巻き上げられるか不安で仕方なかったですし、乳首や股間の辺りが普段よりもスースーするのがとても落ち着かなかったです。

「そうかいそうかい。そう言いながらも、ちゃんと言いつけを守ってきてくれたのは褒めてやらないといけないよねぇ。だったら御褒美に、オマンコを舐めて気持ちよくしてやるとしようか。さあ、しっかり脚を開きなさい」

 おじさまの命令に、観念してわたしは脚を開きました。初めて男の人に晒されることになった秘所を見て目を輝かせると、長沼センセイはわたしの目の前に跪いて股間を舐め始めます。

「えるちゃんのオマンコは一本の縦線だけでぴったり閉じてるいいオマンコだねぇ。まさに処女JKオマンコそのもので、儂も見るだけでチンポが漲ってくるよ。これから儂がしっかり教育して淫乱オマンコにしてあげるから、さぁ力を抜いてそのまま体をこちらに預けるんだよ。わかったね、えるちゃん」
「あっ、ダメです。そんなところ、汚いです。あぁ、ぺろぺろって舐められてます。くすぐったいです。そこ、開かないでくださ……あっ、あっ、あっ。おかしいです。なんですか、これ」

 いわゆるスジの辺りを何度か舐めてきたかと思うと、舌先でむりやり押し開いて中にまで舌を侵入させてきます。膣に感じる初めての生温かい感触とどこか馴染みのある痺れにも似た感覚に身悶えしていると、おじさまが舌を淫らに動かしながらなにやら尋ねてきました。

「おやおや、思ったよりも濡れてるじゃないか。さてはえるちゃん、オナニーはとっくに経験済みだろう? 週に何回やってるのか、おじさんに教えてくれないかい?」
「……はい。長沼センセイの仰るとおりです。わたしはオナ――自慰をもう経験済みです。初めては高校に入ってからですが、今ではその……週に四回、やっています」

 それまではその手のことにはあまり興味がなかった――むしろ、苦手なくらいでした――のですが。古典部に入って折木さんのことを意識するようになってから、試しにやってみたところ思いがけず気持ちよいものだったので、習慣になってしまったのです。一時期は毎日してしまうほど夢中になってしまったのですが、さすがに度を超しすぎだと思いましたので我慢して週四回に抑えるようになりました。……我慢して週四回、というのは自分でもちょっと多すぎだと思いますから誰にも話したくなかったのですが……訊かれてしまっては答えるしかありません。嗚呼、どうしましょう――

「週四回? いや、驚きだねぇ。清楚な顔してなかなかのドスケベじゃないか、えるちゃんは。これはすぐにチンポを離さなくなりそうで、今からとても愉しみだよぉ。――ところでちょっと訊きたいんだけどね。その分だともうイクことは知ってるんだろうけど、知ってるのはクリイキかい、それとも中イキの方かい? 両方なら儂は嬉しいんだけど、どうなのかな?」

 ひととおり膣内なかの内側を――浅い部分だけですが――舐め回すと、液体を啜るような音を立てながら長沼センセイが訊いてきます。それにわたしは、首を傾げるしかありませんでした。

「その……すみません。言ってる意味が、よく解らないのですが。クリイキに中イキ、ですか。それはいったいどういうものなのでしょう?」
「おやおや、そんなことも知らないのかえるちゃんは。仕方ない、おじさんが教えてあげるとしよう。なぁに、どうせ言葉を知らないだけで体は知ってるんだろう?」

 言うなりおじさまは一度立ち上がると、体をすっと寄せてきます。と思うと、いきなりわたしの体を抱きしめてキスしてきました。

「むぅっ? うんん、むむむ~~~~~?????」

 初めてのキスに戸惑っている内にあっさり唇を割られ、舌が入ってくるのを許してしまいます。そうやって舌で咥内を蹂躙されてる間に無骨な左手がわたしの胸を揉み始め、そして右手が股間のスリットを優しくなぞり始めました。くちゅくちゅと、濡れたような音が耳に届いてきます。
 嗚呼、むりやりされてるはずなのに、どうしてわたしのあそこは敏感に反応しているのでしょうか――?
 長沼センセイのキスと愛撫は、とても巧みで的確でした。気がつけばいつの間にか舌同士が絡み合っていて、優しく揉みほぐされた乳房は乳首が痛いほどに尖り始め、そして細長い溝を擦る指先にわたしの秘所はすっかり開いてしまっていました。

「このまま中イキさせてもいいけれど、まずはクリイキの方からにするとしようかねぇ」

 唇を離してねっとりと呟くと、おじさまは右手の指をスリットから一度離して、その上にある肉芽クリトリスへと伸ばしてきます。そして丁寧に皮を剥いてきたかと思うと、優しい手つきで中身が剥き出しになったそこを弄り始めました。指先で繊細に表面を擦りあげ、挟んだ指で転がしてきながら、不意に軽く押し潰してきます。
 その瞬間、頭の中が真っ白になり、背筋を電流が走り抜けました。

「あ゛あ゛あ゛~~~~~~っっ!! あ、あ、んんん――――っっっ!!!」
「ほうらイッちゃった。これがクリイキだよ、解ったかいえるちゃん。次は中イキを教える番だけど……ただ教えるだけでは詰まらないねぇ。……そうだなぁ、ここはひとつゲームでもするとしようか」

 腰を震わせながら絶頂の軽い余韻に浸っているわたしにそう言うと、長沼センセイはいきなり服を脱ぎ始めます。スーツやシャツ、パンツを適当に放り投げて全裸になったおじさまは、わたしの――びしょ濡れになってしまっている――股間を一撫でしながら、続きを口にしました。

「今からえるちゃんのオマンコに儂の指を突っ込んで、掻き回してイカせちゃうわけだけど。同じようにえるちゃんも、儂のチンポを擦ってイカせてみればいいよ。つまりは、どちらが先に相手をイカせることができるかの勝負ってワケだ。もしもえるちゃんが儂を先にイカせることができたら、その時はすぐにキミを解放してあげても構わない。そういうことでどうかな、悪くない条件だと思うのだけどね」
「……もしも、先にわたしがイカされてしまった場合はどうなるのでしょうか?」
「その時はもちろんこのチンポでえるちゃんの処女を頂いて、朝までたっぷりハメさせてもらうよ。さらにその後も、儂のオンナとしてたっぷりとその体で御奉仕してもらうとも。そうだなぁ、儂が死ぬかそれとも儂がえるちゃんに飽きるまでずっと――ということになるけれど、もちろんえるちゃんだってそれで構わないだろう?」

 わたしの愛液で濡れた指先を美味しそうに舐めながら、おじさまが悪魔の――本当に、悪魔としか言いようがありません――提案をしてきます。わたしはすぐに答えずに、そのでっぷりとしたお腹の下に聳え立つモノへ、ちらりと視線を向けました。
 股間から赤黒い、まさに肉柱といった感じの物体が生えています。350ml缶よりも太く見えるそれは、表面に何本も浮き出ている太い血管も相まって、とても醜悪に見えました。そんな肉棒の上部には肉厚の――キノコみたいな――傘が被せられたように亀頭が広がっています。本人は22センチだと言っていましたが、わたしには30センチはあるように見えてしまうほど大きく太い男性器の偉容に、わたしは知らず唾を飲み込んでいました。
 あんな兇悪な代物を本当に挿れられてしまったら、わたしのアソコは壊されてしまうかもしれません。ましてや一度だけなら兎も角、飽きるまでずっと挿れられ続けたとしたらどうなってしまうことか。色々な意味でわたしが耐え切れるとは思えないのです。
 ですから、おじさまの提案は正直助かるものではありますが――問題は、そのゲームにわたしが勝てるかどうかなのです。現実的に考えれば、わたしのような女性と何十回、何百回と体を重ねてきたおじさまに、なにも知らないわたしが太刀打ちできるとは思えません。ですが、わたしが助かる道はそれ以外ないのも、また事実です。
 ――ですからわたしは、まるで蜘蛛の糸を辿るようなか細い道のりですが、その先にあるはずの希望へ辿り着けることだけを信じて、おじさまの提案を受け入れるしかありませんでした。

「……解りました。その勝負、受けさせていただきます」
「うんうん、そうでなくっちゃね。折角のチャンス逃す手はないって、えるちゃんもよぅく解ってるはずだもの。さぁて、それじゃあ始めるとしようか。イヤらしくて淫らで、とっても愉しいゲームをね」

 朗らかにゲーム開始を告げると、長沼センセイはわたしの体を抱き寄せ――股間の割れ目に指を伸ばしながら――優しく唇を重ねてきます。裸で密着されたおかげで鼻に飛び込んでくる濃い体臭に頭をくらくらさせながら、わたしは太股の辺りを擦りあげてくる硬いペニスに思い切って手を伸ばしました。
 ――アツい、というのが第一の感想です。火傷しそうな感覚に引っ込めそうになった手をどうにか押さえつけ、わたしはおずおずとですが竿の部分を擦り始めました。しばらく無心で擦り続けていると、気持ちよくなってきてくれたのでしょうか、先っぽの方からぬるぬるとした液体が滲み出てきます。
 明らかな反応が現れたことに勇気をもらい、陰茎を擦る動きを早めようとするのですが。
 わたしが主導権を握れたのは、そこまででした。

「んん……ちゅぷ……うぅぅん……ダメ、です。舌、そんなに、絡めないで、ください~~っ。いや、いや、いやぁ。そこを、そんなに指で掻き回されたら、なにも考えられなくなっちゃいます。気持ちよくなったら、ダメ、なのに……あぁぁ、どうして、こんなに、感じて……っ?」

 乳房を揉み搾られるのも、膣内なかを二本の指で思い切り掻き回されるのもとても気持ちよいのですが、わたしの理性を一番削ってしまうのはキスでした。
 最初奪われたときは、分厚い唇の感触も差し込まれる舌のざらつきも生臭い口臭もすべて嫌で仕方がなかったのに、今では唇を吸われ舌を絡め合わされることが気持ちよくて仕方ないのです。
 嗚呼、咥内でおじさまの舌が淫らに蠢くたびに、頭の中が蕩けて考える力がなくなってしまうのは何故なのでしょう。わたしに解るのは、おじさまのキスがすごく上手すぎるということだけです。抵抗力も理性も、全部溶かしていってしまうほどに。
 気がつけばわたしの方から積極的に舌を絡めてしまい、おじさまの指の動きに合わせて腰を揺らしてしまっていました。こうして熟練の手管であっさりと快楽の虜になりかけてしまったわたしですが、それでも頭のどこかで辛うじて危機感が働いてくれました。このままではおじさまの好き放題に弄ばれてしまうことになる、と。

(それは……ダメです。わたしは古典部の――いえ、折木さんの、ためにも、こんなところで、好き勝手に、体を弄ばれる、ワケには……いきません――っっ)

 必死の思いで唇と舌を引き離すと、わたしは再び勃起したモノを擦る手の力を強めます。
 すると、ペニスの先っぽの穴から溢れ出てくる透明な液体で、わたしの手はあっという間にドロドロになりました。ねちょねちょした感触におぞましさを覚えながらも、滑りをよくするために粘液を海綿体全体に塗りたくります。
 その成果が出たのでしょうか、何度か擦りあげていく内に手の中で陰茎がビクンビクンと震えたのが解りました。これがわたしがクリトリスを潰されたときと同じ反応なら、もっと頑張ればどうにかなるかもしれません。
 わたしがそう微かな希望を抱きかけたところに、長沼センセイが話しかけてきます。

「いいよぉ、えるちゃん。コツが大分解ってきたみたいだね、チンポ気持ちよくなってきたよ。でももう少し強くしても大丈夫だから、もっと思い切ってシコシコ擦ってみようか」
「……はい、解りました。こう、ですか?」
「そうそう、いい感じだよぉ。こんなに早くコツを飲み込むなんて、えるちゃんにはセックスの才能があるのかもしれないねぇ。これから調教していくのが、本当に愉しみでしかたなくなってきたよ」

 最後の言葉は聞かなかったことにして、言われるまま力を込めてシコシコ擦ってみると、先っぽから溢れ出る粘液の量が俄に増えてくるのと同時に、気持ちよさそうな声がおじさまの口からこぼれ出てきます。
 その声を聞いてわたしは、思わずドキリとしてしまいました。このまま手での奉仕を続けていたら、精子を出すところまでいくはずです。自分がイッてしまったときのことを思い出しながら、わたしは男の人がどんな風にイッてしまうのかが気になって、仕方なくなってしまいました。
 そう思ってしまうと我慢できなくなってしまうのがわたしです。夢中になって手を動かし、次第に大きくなってくる反応に胸を躍らせていましたが――

「ああ、マズいね。えるちゃんが手コキに熱心で優秀なものだから、思わず白いのをたっぷり出したくなってきてしまったよ。仕方ない、そろそろ儂も本気でえるちゃんをイカせるとしようか。そうだなぁ、ここら辺りが弱いんじゃないのかい。ほら、ほら、ほら」

 長沼センセイがそう呟くなり、膣内なかを擦りあげてくる指の動きが激しくなってしまいました。いつの間にか指が一本増えたかと思うと、膣穴に堪っている愛液をずぼずぼと掻き出すような感じの動きに変わっています。その指先が膣襞のどこかに引っ掛かったかと思うと強烈な刺激が体中を走り抜け、わたしはたまらず腰を大きく震わせてしまいました。
 するとおじさまはその部分を重点的に責めてきます。更にはそれだけでなく、大きくなってしまっている乳首を――まるで赤ちゃんのように――ちゅうちゅうと吸いまくってくるうえに、お尻をイヤらしく撫で回してくるのです。
 もう、ありえないほどの気持ちよさで、すぐにでも気が狂ってしまいそうでした。
 自分でする自慰と――少なくとも下半身は――同じことしているはずなのに、どうしてこうも違うのでしょうか。男の人に体を好き勝手に弄られていることにどうしようもなく興奮してしまっていることを、わたしはどうやら認めなくてはいけないようです。だって、下半身を中心に全身を駆け巡る快感に頭の中が蕩けてしまい、おじさまのペニスに奉仕する手を動かすこともできなくなってしまっているのですから。

「あ゛~~~~、ダメ、です。膣内なか、掻き回されるの、とっても、気持ちいいです。あ、あ、あ、ダメ、ダメ、指、止めて、ください。出ちゃいます、おしっこ、出ちゃいます。お願いし、ます、わたし、こんなの、我慢でき、ません。あ、ダメ、ダメ、ダメです~~っ」
「そっかそっか。えるちゃんは今まで潮を吹いたことないから解らないんだね。大丈夫、それはおしっこじゃないから、気にしないで出しちゃっていいんだよ。ま、別におしっこでも儂はなんの問題もないんだけどねぇ。とりあえず、えるちゃんもう限界だよね。中イキ、しちゃおっか。ほら、イッちゃうよ、イク、イク、イクよぉ~~」
「あ、そんな、乳首、噛んじゃダメ、ですぅっ! やだやだやだぁ、もう無理、です。おもらし、しちゃいますって、言ってるのに、どうして、やめて、くれないんですか――っ!? 出る、出る、出ちゃうのにぃ。あっあっあっ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~~~っっっっ!!!!」

 もう自分でもなにを言っているのか解らないまま。膣奥の弱いところを太い指で擦られ続けたわたしは、とうとう性器から大量の飛沫を噴き出してしまいながら、頭の中が真っ白になったままとうとうイッてしまったのです。ぶるぶると腰からの震えが全身に伝わっていき、絶頂の余韻から力が抜けてしまった体をもう支えることはできなくて。そのまま腰砕けになったわたしは、その場にへたり込んでしまいました。

「おやおや、ずいぶん派手にイッちゃったねぇ。潮吹きまでしちゃって、とっても気持ちよかったみたいだね、えるちゃんのオマンコは。これで中イキも覚えちゃったから、次に覚えるべきなのはチンポの咥え方かな。ゲームに負けちゃったんだから、えるちゃんもそれで文句はないんだよね?」

 布団の上に座り込んだ状態のわたしの唇に勃起した状態のペニスを押しつけながら、おじさまはそう得意げに語りかけてきます。ペニスを左右になぞるように動かされて、粘りを帯びた透明な液体を――口紅のように――しつこく唇に塗りつけられたわたしは、唇を閉ざしたまま黙って頷くしかありませんでした。
 それは、わたしが処女と今後の体の使用権を賭けた長沼センセイとのゲームに負けてしまったから――だけではなくて。
 もしもそこで口を開いてしまっていたら、すぐ側で嗅がされた強烈な男の臭いに頭の中が煮えたぎってしまったことで、目の前のモノに舌を這わせて咥えてしまっていたかもしれなかったからだったりするのです。
 ……それくらい、男の人がイッてしまうときにどんな風になるのか気になってしまうほどに、わたしは目の前の逞しいモノと気持ちのよい行為に――いつの間にか――心奪われてしまっていたのでした。
 節度ある立派な淑女としては、とても恥ずかしいことですが。

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