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堕ちていく花(かのじょ)

Ⅲ 六花、誘う(下)

「……えぇと、響だけど。六花、大丈夫?」

 六花たちの予定なら誰も訪れるはずのない救護室。その入口のドアの向こうから教え子の声が届いてきた事実に、土屋の思考が一瞬完全停止フリーズしてしまう。
 反応するべきか無視するべきか。いずれにしろ、剥き出しにしたペニスを半裸状態の六花の目の前に突き出している今の状況は、他の誰か生徒たちに見せるわけにはいかないはずだ。だとすれば、どう動くのが正解か――
 すぐには答えを出せず、動くことのできない土屋を尻目に、

「えっと、六花だけど……どうしたの、響クン?」

 あっさり頭を切り換えた六花がドア越しに返事をしながら、ひとまず跪いた状態から立ち上がった。
 それから、少し考え込むように動きを止め。残念そうにため息をつきながら、胸元からずれたり片足に引っ掛かった状態の水着をまともな状態に戻す。

「いや、六花が体調崩して倒れて、救護室に運ばれたって聞かされちゃって。それで、大丈夫かなって、その、様子を見に来たんだけど……」

 そうして外にいる響裕太――六花とは最近親しくなっていたような小柄な男子だ――が、なにやら心配そうに話している間に入口のドアに近づくと、ほんの少しだけドアを開けてその隙間から顔だけを覗かせる六花。

「そっか、心配してくれたんだ響くん。わざわざ、ありがとね。多分はっす辺りが大げさに言ったんだろうけど、ちょっと気分が悪くなったってだけだから。倒れたってわけじゃないから、そんなに心配しないでも大丈夫だって」
「あ、うん。それならいいんだけど」

 寸前まで中出しセックスでイキまくった挙げ句、お掃除フェラに夢中になっていたとは思えないほどに淀みない六花の対応に、ほっとしたのだろう――響の声に安堵の色が混じる。

(そうそう、六花はなんの問題もないから気にせず、おまえは戻っていいぞ響)

 その弛んだ気配に邪魔者は即退場しろと祈りを込める土屋だったが、男の勘か第六感でも働いているのか響はその場にとどまり続けると、しつこく六花に話しかけるのだった。

「――――、――――」
「――~~~~……」

 益体もない会話を続ける二人――六花はさっさと打ち切りたがっているが、響が食い下がっているようだ――の声を聞きながら、土屋はどうしたものかとペニスを剥き出しのまま考え込む。さっさと続きをしたいのが山々だから、いちいちしまい込むのも面倒だが。かと言って話の流れがあらぬ方へ転がった場合、響が救護室に入ってきてしまう危険性もある。
 そう考えると、そのままでいるべきかしまい込むべきか、判断がどうにもつけられない。
 だから、土屋はどうすることもできずにその場で立ち尽くしたまま、ただ六花の姿を見つめるほかなかった。その、艶めいた色気を振りまいている、男心をそそらせる魅力的な後ろ姿を。
 そして、教え子を見つめ続けていた土屋は、ふと気づいた――六花の体勢の不自然さに。具体的には、響とドア越しに相対している彼女が、変に中腰の姿勢になっていることに。

(……ああ、成程。股間の精液が気になって、まっすぐ立ち辛いのか)

 おそらくまっすぐに立っていると、溜め込んだままの精液が股間から垂れてきて水着を濡らしてしまい、肌と水着が触れ合う際のそのべとつく感触が彼女の理性を蝕んでしまうから。響との会話をまともにできなくさせてしまい、怪しませてしまうことになるから。そうなることを避けるために、中腰のままで精液が垂れ落ちないようにしているのだろう。
 問題はその姿勢がとんでもなく刺激的で、まるで男を誘っているようにしか見えないことだ。
 たっぷりの媚肉でできあがった、イヤらしく男を誘うように円く膨らんだヒップ。水着に包まれたそんな桃尻が、どうぞお触りくださいと差し出されるような感じで、土屋の目の前に突き出されている。
 そんなドスケベな局部パーツが目の前にあるだけでもたまらないのに、おまけにそれが彼を誘惑でもするかのように、ふりふりと左右に揺れているのだ。たまらず土屋は、穿いていた水着を背後に脱ぎ捨て全裸になると、無言のまま六花との距離を詰めていた。
 そんな彼の動きに気づくことなく、ドアの向こうのクラスメイトとの会話に集中していた六花だったが――

「でも、本当に大丈夫? 体調崩したのは確かなんだから、一人はまずいんじゃないかな。なんなら六花が落ち着くまで、オレが一緒に付いていてもいいんだけど――」
「あー、そこは全然問題ないから。先生がちゃんと付いててくれるから。ね、せんせ――っ」

 呼びかけながら振り返ったところで息を呑む。いつの間にかすぐ側まで近寄っていた全裸の土屋が、股間の肉槍をいきり勃たせたまま少女のカラダを、物欲しそうに見つめているのに気づいて。

「そうだな、響。クラスメイトのことを心配できるのはいいことだが、今の六花にはちゃんと先生が付いてるから安心していいぞ」

 ドア越しに響に声を掛けながら、土屋は六花の尻に手を伸ばして水着に指を引っかけた。そして、そのまま一気に引きずり下ろしてしまう。

「――――っ!?」

 体をビクンと一瞬震わせながらも、驚きの声を辛うじて噛み殺す六花。響に怪しまれないようにとの意図があるのだろうが、教え子が無抵抗のままなのをいいことに土屋はくるぶしまで一気に引きずり下ろすと、最後は片足ずつ上にあげさせて水着を二枚とも完全に脱がし切った。
 そうして脱ぎたてほかほかの水着を鼻先まで持ってくると、一度だけ深々と息を吸い込み女子高生のオマンコの匂い――愛液と精液つき――を堪能してから、そのままベッドの方向へ投げ捨ててしまうのだ。

「そ、そうそう。ちゃんと先生が付いててくれるから、安心してよ響くん」
「だいたい、そろそろ昼休憩も終わりの時間だぞ。体調不良で休んでる六花なら兎も角、響は元気なんだからちゃんと午後の点呼に間に合うように戻った方がいいんじゃないのか?
 ああ、それとも――」

 それから土屋は六花の無防備なお尻に手を掛けると、開ききったままのスリットに勃起チンポの先を宛がう。何度か擦らせて愛液で先端を濡らしてから、肉棒をゆっくりとぬかるみへ押し込んでいった。
 ずぶずぶと勢いよく入り込んでいくペニスの感触に、六花は体を震わせながらくぐもった呻き声を漏らしてしまう。

「んんん――っ!」
「もしかして、先生と六花が二人きりになるから、響がいなくなった後にイケないことでもするんじゃないか――なんて考えてるんじゃないだろうな? そういう年頃だから妄想逞しくなるのは仕方ないが、TPOは弁えるようにしておいた方がいいぞ。
 ……あぁ、大丈夫か六花? 落ち着いたとは言っても、まだ体調が戻ったわけじゃないんだからな。無理はしないように。な?」
「はぁい、せんせぇい❤ ありがとう、ございます――っ❤」

 ドアに隠れて教え子を犯している真っ最中だというのに、クラスメイト(男子)にはそのことを妄想という形で想像させながら、行為そのものはいけしゃあしゃあと否定する担任教師。そして犯されている当の女子生徒と言えば、ゆったりしたピストンにオマンコをびしょびしょに濡らしながら――犯している相手に対して――、感謝の言葉を口にするだけだった。
 ……正直、この体位だと六花の表情が見えないのが残念だと、そう思ってしまう土屋である。
 いつものクールな表情を保てているのか、それともさっきまでのように快楽に蕩けてしまっているのか。そして、そのオンナの表情を見ている響は、果たしてなにを感じているのかを知りたいと――そんな風に、思ってしまうのだ。

「え、い、いや、そんなことなんて、全然、これっぽっちも、思ってないですから――っ! 先生と六花が、その、エッチしてるだなんて……思って、ない、から……ない、よね?」

 童貞少年らしく、響の対応は慌てふためいた感じのものになってしまっている。語尾が疑問系になってしまうのは、単に妄想してしまったのが恥ずかしかったからか、それとも六花の表情や雰囲気から色事の気配においを感じ取ってしまったのか。
 いずれにしろ、疑惑はあっても確信に至る材料はないはずだと。
 そんな確信が持てるから、土屋は最後のトドメとばかりに余計な言葉まで付け足してしまう。

「そうそう、響。六花とは最後まで突き合うことになると思うから、多分先生はそっちに戻れないと思っておいてくれ。だから、指導員さんたちには迷惑掛けないように、くれぐれもよろしく頼むぞ。そして、これは他の連中にも、ちゃんと言っておいておくように。解ったな、響」
「え? あ、はい、解りました。ちゃんと言っておきますね。そ、それじゃ先生の言うとおり時間もないから、オレはこれで行くね。体調悪いはずなのに、長々と引き留めちゃってゴメン、六花。無理はしないで、ゆっくり休んでね。六花のことよろしくお願いします、先生。それじゃ――六花、お大事に。また、後で」

 その自分勝手な予測通り、それ以上粘ることもなく最後に二人へそれぞれ声だけ掛けると、響は慌ただしくその場を立ち去っていった。
 しばらく、足音が遠ざかっていく気配に耳を澄まして。やがてそれが聞こえなくなった頃を見計らい、六花がドアを閉める。救護室が外界から遮断された、その瞬間を狙って――
 土屋は自慢の肉槍で教え子の蜜壺を深々と刺し貫いた。

「あぁぁぁぁ~~~~~~~~っっっっっ!!!!!」

 それだけで断末魔じみた絶叫とともに、極めつきの絶頂を迎えてしまう六花。
 その余波できゅきゅっと無数の肉襞がペニスを締めつけてくる。その甘美な感触を愉しみながら、土屋はさらなるストロークを繰り出すのだった。

「……ひどいよぉ、先生ってば。チンポハメるつもりなら、ちゃんとハメるって言ってくれないと、心の準備ができないじゃん。もう少しで響クンの前で感じまくるところだったんだよ、ヤバ過ぎだってば。響クンに、バレちゃったら、どうするつもり、だったの――っ?」
「いや、うまくごまかしてたけど、明らかに感じまくってただろ。そんなのはオマンコの感触で丸わかりだし、声にも艶が混じりまくってたぞ。六花だって、バレるかバレないかのスリルが堪らなかったんじゃないのか? 少なくとも、先生はめちゃくちゃ興奮したしな」

 少女の非難の言葉自体は正当性の塊と言っていいものだが。肝心の彼女の態度カラダがそれを裏切ってしまっている。その事実を指摘すると、六花はピストンに合わせて腰を淫らに揺らしつつ、恥ずかしそうに首を縮こませてしまった。

「……うぅ、そりゃ、私だって、すっごく興奮、したし、とっても気持ち、よかったよ。バレたら、駄目、だから、これ以上感じない、ようにって、思ったら、逆に、それだけで、めちゃくちゃ、感じて、きちゃって。もっと、突きまくって、欲しいって、思っちゃった、のも、ホント、だけど、さ」

 ふてくされたような口調で、土屋の言葉を肯定する淫乱女子高生。けれど、それで追求を諦めてくれるような甘い根性の持ち主でもなかったから。

「でも、セックスしてるの、バレたら困るのは、先生の方だよ。私は、まぁどうとでもなるけど、先生はバレちゃったら、クビになるじゃん。そうなったら、もう、先生のチンポも、愉しめなくなるワケだし、先生だって、困る、でしょ?」

 土屋のことを心配しているのか、自分のことを心配してるのかよく解らない内容だったが、六花の追求はさらに続いていた。

「もちろん先生もクビになるのは勘弁して欲しいところだけどな。だったら、六花。もしさっき響にバレてたら、おまえはどうするつもりだったんだ?」

 それを受けて土屋が――一度腰の動きを止めて、代わりにお腹周りを愛撫しながら――逆質問をしてみると、

「えー、先生とのセックスが響クンにバレたら? そんなの、即座に響クンもこっちに引きずり込んで3Pやっちゃうかな。どうせ童貞君だろうし、私のオマンコに一回でもハメさせちゃえばきっと私の言いなりになってくれるでしょ? もし言いなりにならなくても、共犯ってことにしちゃえば響クンだって誰かに言いふらすなんてできなくなるから、先生がクビになることもなくなるはずだし。――ね、いいアイデアでしょ、センセイ?」
「あー、確かにいいアイデアかもな。でもそれって、要は六花が響とヤリたいってだけじゃないのか? 確か響と六花って一時期仲良かったはずだったから、響のチンポを味わってみたいって思うのも不思議じゃないよな」

 ビッチ丸出しの回答をよこしてくる六花に、呆れながらも突っ込んでしまう土屋だった。

「えー、確かに響クンと話してた時期はあったけど、別にそこまで特別だったってワケでもないんだけど。それに響クンのチンポなんてどうせちっちゃいだろうから、センセイのおっきなチンポを味わった後だと、そこまで欲しがるものでもないよねーって思いますから。こういう状況じゃないなら、響クンなんてどうでもいいですよ、正直な話」
(おいおい、そこまで言うか六花は。ホント、女子はこういうときにいくらでも残酷になれるから怖いもんだよ。まったく、可哀想にな響。もし好きな子にこんなこと言われてるのを聞かされた日には、絶対立ち直れなくなるだろうな)

 同級生に辛辣な評価をもらった年下の少年に、土屋は同情を禁じ得ない。思わず強く生きろよ、と心で呼びかけてしまうのだ。

「――ま、その響クンもラフティングに戻っていっちゃったし。邪魔者がとりあえずいなくなったワケだから、早く続きをしようよ先生♪」
「そうだな。まだまだ六花には指導が必要みたいだからな。今から、さらにたっぷり躾けてやらないとな」

 ピストンを止めていても、妙なる快感は温かな膣穴に突っ込んだままのペニスからじわじわと、とめどなく伝わってくる。その快感をもっとたっぷりと、もっともっと思い切り味わいたいと、土屋の心も体も貪欲に訴えていた。――それはおそらく、立ったままこちらに身体を預けている六花も。
 だから、六花のおねだりに応えない理由なんて、今の土屋に存在するはずもない。

「ビッチな六花の大好きな、先生のこのおっきなチンポでたっぷりと――な」

 入り口のドアがちゃんと閉まっているのを確かめると、下半身が繋がったまま二人は体の向きを室内の方に変える。
 これから大きな声を何度も響かせることになるのだ。誰かが来る可能性も低いだろうが、少しでも外に喘ぎ声が響かないように交わる場所を奥に移すのは、当然の配慮だった。……見物人の存在が少女をさらに興奮させてくれるのは既知だが、自分からその危険を招く愚を犯すつもりはさすがの淫行教師にもない。
 ただし、淫行セックスをさらに愉しむためにと土屋は、下半身に続いて六花の上の水着も取り払い、そのままベッドの方に投げ捨ててしまう。互いのカラダ以外の余計なものはすべて脱ぎ去ってしまえと言わんばかりに。
 元々、水着を着けたままだったのは、誰かに見られた時にごまかすための備えだ。午後のラフティングが始まった以上、誰かがここを訪れる可能性はとても低く。その程度の危険性よりも、折角の六花とのはじめての生セックスを存分に愉しむために、彼女のすべてを見ておきたいという欲望の方が上回ったからの行為だった。

「――とうとう、全部脱がされちゃった。どうかな、先生。私のカラダ、おかしくない?」
「ああ、おかしくないどころかめちゃくちゃ綺麗だぞ。サイコーのカラダだな」
「そ、ありがと。褒めてくれてとっても嬉しいから、そのサイコーのカラダを先生の好きにしてもイイよ♪ 思う存分、隅々まで味わってね❤ センセイのサイコーのオチンポで❤」

 悦びと媚びの入り混じった甘い声が土屋の耳を叩く。その媚声に応えるように、六花の体を抱えて部屋の奥へと足を進めてみた。――もちろん、立ちバックの体位で繋がったまま。

「やぁぁぁん。ふっ――かいよぉぉ。オマンコ、先生のチンポで串刺しにされちゃってる――っ! 歩くたびに、ずんずんって奥に響いてくるよ。こんなの、ヤバ過ぎだってばぁ。気持ち、良すぎるよぉ♪」
「おう、こっちも歩くだけでオマンコ締まりまくって、すっごく気持ちいいぞ六花。子宮もすっかり下りてきてるみたいだけど、精子を欲しがるのはまだまだ早過ぎだな。いくらなんでも、もう少し我慢を覚えた方がいいんじゃないか?」

 すっかり蕩けきった様子の膣肉の感触に手応えを覚えながら、土屋は上半身も責めようと――腰だけで六花の身体を支えながら――振動で揺れている乳房へ両手を伸ばしてみる。

「あ――は。オマンコだけじゃなくて、おっぱいも可愛がってくれるんだ。ありがとね、先生。アカネやはっすみたいに大きくはないけど、柔らかさには自信あるから先生のオモチャにして、好き放題揉みまくってくれていいよ❤」
「六花のおっぱいがめちゃくちゃ柔らかいのも、敏感なのもとっくに知ってるからな。たっぷりと苛めまくってやるよ。――ほら、これがいいんだろ」

 掌にすっぽりと収まる美乳を、押し潰すくらいに力を込めて握りしめる土屋。そのたびに手の中で好きなだけ形を変える双乳の柔らかさを堪能しながら、同時にビンビンに尖りまくっている乳首にも指を伸ばしてみた。撫で、擦り、弾き、引っ張り、扱いてと。時に優しく、時に乱暴に敏感な突起を存分に可愛がる。……当然、下半身では大きく膨れあがった海綿体ペニス膣粘膜オマンコを好き放題に擦りあわせながら。
 その容赦ない土屋の責めに六花はすぐさま息を弾ませると、男の体に身を任せたままブルブルと体を震わせ――

「やらぁぁ、乳首、弄られるの、たまんないよぉ。オマンコズコバコされながらってヤバ過ぎだよぉ。めちゃくちゃ感じ過ぎて、おっぱいもオマンコもビリビリって痺れちゃうってばぁ❤ こんなの、すぐにダメになっちゃうよ。ダメ、ダメ、ダメぇ❤ あはぁぁぁん♪ ――――やぁぁぁぁぁぁぁぁん~~~~っっっっ!!!!」

 はしたないメスの啼き声とともに、盛大なアクメを極めた少女の体から力が一気に抜け落ち――JK一人分の重みが土屋の腕と下半身に押しつけられた。

「あ――――、ゴメン、先生。ちょっと体に力が入んないや。しばらく休憩してもいーい?」
「こっちはまだ全然イキ切ってないのに、自分勝手にイキまくった挙げ句体力が限界になったから休憩、か。それはさすがに虫が良すぎるんじゃないか、六花。休憩するにしても、一度先生をイカせてからだ。それが肉便器の嗜みだってことくらいは、ちゃんと覚えておいた方がいいぞ。――なんなら、先生が今から指導してやるか」

 力なくもたれかかってくる六花の上半身を――下半身は繋がったままだ――冷たく突き放すと、土屋は彼女の両腕をそのまま両手で掴んでだらしなく床に倒れかけた体を支える。
 そして、その姿勢――後背位の体位のまま後ろ手に六花の腕を吊り上げた状態――を保ったまま土屋は、一歩、二歩と体を前へ進ませた。当然下半身が繋がったままの六花の体も――むりやり足を運ばされる形で――同時に動き、その流れで彼女の中心をペニスが思い切り貫いてしまう。

「あぁぁぁ――っっ!! ダメぇ、先生のチンポおっきすぎるよぉ。ズンズンって、オマンコ突きまくられるの、ヤバいくらい気持ち良すぎだってばぁぁ。休憩なしでこれって、私壊れちゃうかも……っ! でも、先生の肉便器オンナなんだから、これくらい我慢しないとイケないんだよね。だからイイよ、先生。先生がイッちゃうまで、私のカラダ、好き放題にして、ください――――っっっ!!!」

 再びの絶頂とともに、盛大によがり啼きながら己の体の使用権を明け渡してくる六花。
 けれど、そんなもの今更与えられる必要なんてない。少女の体を好き放題にできるなんて、そんなことその蜜壺に精を注ぎ込んだ瞬間から、彼にとってはあたりまえのものなのだから。
 だから、六花の体をかさばる荷物のようにゆっくりと持ち歩きはこびながら、土屋はその瑞々しい肢体を好き放題に弄び、時折足を止めては膣内なかを突きまくる。その度に教え子は気持ちよさそうに喘ぎ、悶えまくるのだ。

「あはぁっ、はぁぁん――っ。この、先生の硬いのが、深くまで突き刺さってくるの、たまらないってばぁぁぁ♪ 腕、掴まれたままズコバコされるのって、犯されてるって感じで、すっごく興奮しちゃうよぉ❤ ……あのね、この間、教えてもらったんだけど。この格好って、ロールスロイスって、言うらしいんだけど。先生、知ってた?」
「いや、そんなの初耳だな。寝バックとか大好きホールドなんてのは、聞いたことはあるけど……そんな妙な名前まで付けるようになったんだな、最近のヤツは。で、そいつに教えてもらってから、これが六花のお気に入りの体位になったってワケか? どうなんだ、六花?」

 別の男に教え込まれた知識を披露してくる少女を、罰代わりに――なっているかは知らないが――ねちねちと言葉でいたぶりながら、粘っこく腰を使ってぬかるんだ膣道を掘り進める。すると六花はたまらなさそうな吐息を振りまくと、濡れた唇から悩ましげな声を漏らすのだ。

「うん――そうだよ♪ こうやって両手を掴まれたまま、獣みたいな格好で後ろから犯されるの大好きなんだ❤ ただオマンコにオチンポ突っ込まれるだけの、セックスするだけの道具にされちゃってるみたいで、すっごく興奮しちゃうから~~~っ! ――ホント、たまんないよぉ。ヤバイ、くらい、感じ過ぎだから。もう、我慢、できないよ❤ イク、イク、イクよぉ❤ オマンコ、イっっっっくぅぅぅぅ~~~~~~っっっっ!!!!」

 ビクッ、ビクッと腰を震わせてイキまくる六花。すると膣襞が生き物のように蠢き、土屋の生ハメチンポを思い切り締めつけてくる。その強烈な快感に思わず顔をだらしなく弛めてしまう教師だったが、それでもまだ射精を我慢できる余裕は充分にあった。……もちろん、それは既に一度射精済みだったからの話で、そうでなければ我慢できずにあっさりと、大量のザーメンをぶちまけてしまっていただろうが。

(……まさか、六花がここまでマゾなビッチだったとはな。クールな顔して、裏ではとんでもないドスケベじゃないか。本当に、男心をそそりまくりのサイコーのオンナだよ、まったく)

 男の獣性を刺激する女体に煽られるように、土屋はイッたばかりの女芯をなおも突きまくる。そうして逸物が奥を突くたびに、狂ったように首を振りながら六花が獣じみた啼き声を張り上げるのだった。
 そんな風に教え子をよがり狂わせながら、繋がったまま入口からの距離を離していく土屋だったが。少女を抱えずっとピストンしながらの前進に、さすがに体が疲れを覚えはじめてくる。
 激しい絶頂アクメの影響で体に力が入らない状態になったからの今の状況だが、そろそろ六花の休憩タイムも終了してもらってもいい頃だろう。
 そう思った土屋は、六花の両腕を掴んでいた手を離してみた。支えをなくした体が前に沈み、そのまま力なく床に倒れ込む。辛うじて手を突くのが間に合った六花が、半分体をねじ曲げて振り仰ぎながら、不安そうに尋ねかけてきた。

「先生? どう、したの――?」
「大分時間も経ったからな、そろそろいいだろう? 今度は先生が休憩する番てことだ。とりあえず先生は腰を振りながらついていくだけにするから、このまま六花は頑張って自分一人でベッドまで向かうように。そうだな――先生が射精するイクまでにベッドに辿り着けたら御褒美を、間に合わなかったらお仕置きをあげるってことでどうだ?」

 そんなふざけた提案をしながら、腰を振って軽く膣内なかを突いてみる。呻き声を漏らして気持ちよさそうに顔を歪めた六花は、

「えー、私一人でベッドまでって、マジで――? 繋がったままってことは、先生を引きずっててコトだよね。そんなの、先生がイクまでにイケるわけないじゃん。だって、先生そろそろ限界きてるはずでしょ――?」

 射精を誘うようにオマンコをきつく締めてきた。
 心地良い快感が土屋の下半身を走り抜けるが、それでもうっかり精液を迸らせる失態は犯さない。――六花の言葉通り、限界が近づいてきていたとしても。

「そんなの、絶対にお仕置きを喰らうに決まってるじゃん……」
「どうした、六花。そんなに自信がないなら辞めておくか?」
「――ううん、いいよ。やるよ。だって、御褒美かお仕置きか。結果がどうなっても、どっちかはもらえるんでしょ? だったら、ヤるしかないってば」

 淫靡な雰囲気を醸し出しながら、クスリと笑う六花。そうして顔を背け、前を――ベッドゴールの方を――向く彼女のやる気を確認すると、土屋がその脚を抱え上げて手押し車の姿勢を作ってやる。

「それじゃ、始めるぞ。ヨーイ、ドン!」

 まるで運動会のような合図を出すと、担任教師はゆっくりと腰を振り始めた。それを受けて、教え子は――チンポをハメられた状態の――不安定な姿勢のまま、手だけでゆっくりと進み始める。――ベッドゴールに向かって。
 そして。

「そら、どうした六花。全然進まないじゃないか。そんなのんびりだと、先生がイクのに間に合わないぞ。おまけにチンポをグイグイって締めつけてくるんだからな。もしかして、そんなにお仕置きされたいのか、六花は?」
「だってぇ、先生のおっきいチンポでずっとオマンコ、ゴリゴリって削られてるんだもん。気持ちよすぎて、ゆっくりとしか進めないに、決まってるじゃん。それに、先生とはチンポでしか繋がってないんだよ。オマンコちゃんと締めとかないと、先生を一緒に連れていけないんだから、仕方ないでしょ――っ!?」

 変則レースが開始されて数分が過ぎたが、六花の進んだ距離はゴールまでの半分にも届いていない。遅々とした歩みに余裕綽々で尋ねかける土屋に、六花は快楽に蕩けきった甘い声で文句を返してきた。
 追い詰められた小動物を思わせる、その切迫感に満ちた響きの声に嗜虐心を満たされた土屋は、口元を吊り上げながら少女の腰を支えていた手を胸の方に伸ばしていく。

「あっ、やだよぉ。おっぱいまで虐められたら、余計に動けなくなっちゃうってば。ひどいよ、せんせぇい。そんなに私にお仕置きしたいんだ? ――って、ダメだってばぁ。どんなお仕置きかって、期待させないでよぉ。私がいくらマゾだからって、わざとお仕置きされるために自分から負けようとするなんて、やらないんだからぁ❤」

 新たに加わった胸への愛撫に甘い吐息を振りまきながら、困ったように喚き散らす六花。教え子の痴態に眼鏡の奥の眼を細めながら、担任教師はふと周囲を見渡してみた。
 がらんとした室内には、夏の匂いとともに性臭が充満している。脱ぎ散らされた水着が作り出した道の続く先には、一度も使われていないベッドがあった。
 体を絡めあった時間はほどほどに長く、すでに土屋も一度精を放って二度目の射精も間近だというのに、本来一番性交に使われるはずのベッドが手つかずのままというおかしな状況に、土屋はおかしみとともにある種の興奮を覚えてしまう。

「教師と生徒がこうしてハメまくってるだけでもヤバいのに、ベッドも使わずに立ったままとか繋がったまま床の上を這いずり回ってるんだからな。クラスの連中が見たら、六花のドスケベ振りにきっと驚きまくるぞ。チンポのためならどんな格好になっても構わない変態だってな」
「やだよぉ、センセイぃ♪ ベッドも使わずに、私のことケダモノみたいに犯してきたの先生でしょ? そりゃ、私がチンポ狂いの変態なのは間違いないけど、それは先生だって同じだよね。だって、そうじゃなかったら、生徒のカラダをこんな好き勝手に、扱っ犯したりしないでしょ?」
「そうだな。先生も教え子を好き勝手に犯して興奮しまくってる、ロリコンセックス大好きな変態だよ。六花と同じだな。だってベッドがあっても使わないで、こうして動物みたいにカラダを貪り合う方が興奮するもんな――っ!」

 興奮のあまり乳首を乱暴に押し潰しながら、女体を貪るように腰を振りまくってしまう土屋。いきなり激しくなったピストンに悶えまくると、耐えきれなかった六花は何度目かのオーガズムを迎えていた。

「あぁ、ダメぇ――っ! イク、イっっクぅぅ――っっっ! ……あぁ、またオマンコイッちゃったぁ❤ ダメ、なのに。先生がイッちゃう前に、ベッドまでイカないとダメ、なのに。ヤバいよぉ。こんなだと、お仕置きされちゃうってばぁ❤」

 絶頂の余韻にビクビクと全身を震わせて。よろよろとその場に力尽きかける六花だったが、それでも少しでも距離を稼ごうと必死に床を這いずっていく。
 そんな少女の体に引き摺られていく形の土屋は、目で必死に頑張る六花の健気な姿を、手で乳肉の心地よい柔らかなまろみを、ペニスで蠕動する膣肉の温もりを味わいながら本格的なピストンを続けるのだった。
 そして――

「ダメ、ダメ、ダメだよ。先生に長持ちしてもらうために、オマンコ動かさないようにしないとイケないのに。だから気持ちよくなっちゃダメ、なのに。ヤバいくらい、気持ちいいよぉ❤」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛――っ! オマンコ、感じちゃうの❤ 先生の、チンポおっきすぎ、反則だってばぁ❤」
「アァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ❤❤❤」

 容赦なく責め立ててくる土屋のペニスに抉られ続けて、ひたすら悩ましくよがりまくって――最後の方は言葉にすらならない啼き声を吐き出すしかできないで――いた六花だったが。それでも前に進む動きは止めないまま、とうとうもう少しでベッドの手すりに指が届きかけるところまで辿り着く。
 けれど――六花の頑張りも、そこまでだった。

「――おう、またオマンコ締めつけてきたな。ははっ、悪いな六花。先生ももう限界だから、そろそろ射精させてもらうぞ。今まで散々我慢してきたからな、その分たっぷりのザーメンをご馳走してやるから、悦んで全部受け止めてくれよ六花――っ!」

 ブルブル震えだしたペニスを膣奥に押しつけると、土屋が溜め込んでいた精液を一気に吐き出していく。魂が抜けそうな快感が土屋の下半身を一気に走り抜け、熱く真っ白な塊が深いところに叩きつけられる衝撃が、六花の下半身に襲いかかった。

「~~~~~~~~~~~~~~~~っっっ!!!」

 言葉にならない絶叫とともに上半身を仰け反らせると、手摺に指を引っかけながらの激しい絶頂に脱力したのか、ガクンとその場に上半身からくずおれる六花。そんな教え子の――彼のチンポにイキ狂った末の――はしたない姿に満足を覚えながら、土屋は溢れ出る精液を彼女の膣内なかに注ぎ続ける。
 二度目の射精だったが、我慢し続けたせいなのか。一度目のものよりも遥かに大量になった。

「……なんだ、我ながらずいぶんと出たな。新記録、と言っていいくらいじゃないか。ま、それだけ六花のオマンコが気持ちよかったってコトだろうな。けど、これなら六花の子宮も一杯になったんじゃないか? 赤ちゃんよりも先取りして悪いが、先生のザーメンなら六花だって文句はないよな?」

 射精を終えた土屋は――まだ横たわったままの――六花に上から声を掛けると、そのまま陰茎を彼女の膣内なかから引き抜いてしまう。とたんに、食べ頃の赤貝を連想させるほどに開ききったピンク色の割れ目から、白く濁った粘液がだらだらとこぼれ落ちてきた。

「……うん、なんの文句もないよ。だって、先生のチンポミルクたっぷり子宮に注がれて、と――っても気持ちよかったもん❤ オンナとしての幸せ、ヤバいくらい感じちゃった❤」

 少し間を置き、ようやく上半身を起き上がらせてこちらを振り仰いだ六花はうっとりと、とても幸せそうにそう言ってくる。全裸のまましどけなく床に座り込み、股間から注がれたばかりの精液を垂れ流しながら。
 そんな教え子の淫靡すぎる艶姿に、二度目の射精を終えたばかりの逸物をあっさり復活勃起させてしまうと、

「六花もしっかりオンナ肉便器としての振る舞いを身に着けてるみたいで、先生もなによりだよ。だけど、残念だな。そんな六花にも、先生との勝負に負けたお仕置きはちゃんと受けてもらわないとな」

 淫行教師は淫乱女子高生にそう告げてから彼女の脇を通り過ぎ、全裸のままベッドの上に横たわった。
 そして、すぐ側に――ご主人様にかしずく奴隷のように――ひざまずく六花へ元気な肉槍を見せつけながら、命じる。

「さっきから腰を使いすぎて、先生もちょっときつくなってきたからな。ひとまず先生の方は休憩にさせてくれるか? だから、その代わりに今度は六花が動くように。先生の上に跨ってチンポを咥え込んで、淫らに腰を動かして先生を気持ちよくイカせてくれ。――それが、六花へのお仕置きだ。解ったか?」
「……えっと。先生、さっきまでベッドを使わない方が興奮するとか言ってなかったっけ? ケダモノみたいに求め合うのがいいとか。なのに、今さらベッド使っちゃうんだ」
「いいか、六花。それはそれ、これはこれだ。確かにさっきみたいな野蛮なセックスが興奮するのは事実だが、だからって別にベッドの上でのセックスがダメってコトにはならないだろ? ――それに、だ。体調崩して休んでるはずなのに、ベッドを一回も使ってなかったら後でおかしく思われるからな。一度は使う必要があるってコトだ。それが理解できたら、六花が次にやるべきコトは解るな?」
「……うん、解ったよ。次は私が先生を犯して、しっかり御奉仕すればいいってコトでしょ?」

 それまで食い入るように勃起チンポを凝視していた六花が、不意に口元を小さく綻ばせた。

「あぁ――よかった。てっきり先生がイクまでフェラとかパイズリ奉仕だけで、その間ずっとオマンコをほったらかしにされるのかなって思ってたんだけど。お仕置きだからそんな感じを覚悟してたけど、そうじゃなくてホントによかったぁぁ♪ チンポをハメさせてもらえるなら、私はなんの問題もないじゃん。――先生、お仕置きって本当にそれでいいんですよね? 変更はナシですよ?」
「ああ、それでいいから。解ったなら、六花。さっさと始めてくれ。オチンポ様が待ちくたびれてるぞ」

 むしろ嬉々として彼のお仕置きを受け入れる六花に、思わず苦笑を滲ませながらお仕置き奉仕の開始を促す土屋。それを受けてよろよろと立ち上がると、黒髪の少女は眼鏡教師の体を跨ぐようにベッドの上へ移動してくる。
 そして、だらだらと精液を垂れ流したままの女陰を指でくぱぁとばかりに開くと、そのまま腰を下ろして――まっすぐに屹立したままの――肉棒をメス穴に咥え込んだ。

「それじゃ、お仕置きご奉仕はじめちゃうね❤ ――あぁぁん、先生のオチンポ様まだすっごく硬いよぉ♪ もう二回も射精しまくってるのに、ヤバ過ぎだってばこんなの」

 ズブズブッとイヤらしい音を立てて土屋のモノを簡単に奥まで呑み込み、六花が心底気持ちよさそうな嬌声こえを張り上げる。淫液のたっぷり詰まった少女の可憐な柔肉は、彼の硬くなった醜悪な肉塊を優しく包み込んでくれた。
 その甘美な感触に思わず腰を突き上げたくなるのを、土屋はどうにか自重する。

(……お仕置き、だからな。六花が我慢できなくなるまで、こっちから動くのはなしだ。……こっちの方がお仕置きされる気分になりそうなのが、正直アレだけどな)

 自分から動けないことに――自分から言い出したくせに――少しもどかしさを感じる土屋に対し、六花は水を得た魚のようにいきいきと腰を動かしはじめてきた。
 始めはゆっくりと、ただ上下に。それから次第にスピードを速め、横運動に始まり円運動まで加えてくる。緩急の使い分けも巧みで、これが童貞君ならひとたまりもないだろうと思わせるほどの熟練の技だった。――連中Arcadiaに散々仕込まれたことがたやすく確信できるほどに。

「んんぅん……っ♪ よっ――と。こんな感じ、かな? あぁ、オマンコの内側、擦られるのたまんないよぉ♪ どうかな、先生? ちゃんと気持ちよくなってくれてる?」
「ああ、ちゃんと気持ちいいよ六花。調教べんきょうの成果だろうな、チンポの扱い方が様になってるのがよく解る、ドスケベな腰使いだ。その調子でもっともっと先生を気持ちよくしてくれるか、六花?」
「うん、先生に言われなくたって頑張るよ♪ もっともっともっと先生に気持ちよくなってもらって、あっついミルクをたっぷり注ぎ込んでもらうんだから❤」

 土屋に腰使いを誉められて感極まったのか、その美貌をだらしなく蕩かして精子を欲しがる六花。すでに二回も膣内射精なかだしされて、オマンコどころか子宮までたっぷりと男汁で満たされてしまっているというのに、この貪欲振りは頼もしいほどだと。
 夢中になって淫肉を貪るあまり、いつもの面影が残っていないほどにくしゃくしゃに歪ませたクール系美少女の顔を見上げながら、土屋はそんな風に思ってしまう。
 美麗な長い黒髪にクールで強気なところが映える怜悧な美貌。それでいて性格には気安いところもあり、人付き合いも悪くない。そんな要素も手伝ってか、六花はクラスメイトばかりか土屋以外の若い教師たちにも人気があった(もちろん、密かにだが)。その中には、おそらく妄想の中で彼女を犯してる奴もいることだろう。
 そんな連中同僚の知らないところで、彼らのお気に入りの教え子を好き放題に犯しまくっている。
 ――そう、連中はなにも知らないのだ。
 見事なスタイルを誇る裸体のすべてを。或いは唇の柔らかい感触と唾の味を。ピストンをするたびに口からこぼれ落ちる喘ぎ声の艶めかしさを。セックスの快楽に蕩けきったメス丸出しの淫靡な表情を。柔肌のすべらかさと触れたときの絹のような手触りを。腰を上下に動かすたびに目の前でゆさゆさと美乳が揺れる光景も。なによりもチンポを包み込むオマンコの強烈な締めつけを。
 そのすべてを知っているのは、彼だけなのだ(当然、ツツジ台高校関係者の中だけの話だが)。
 そんな現実にたまらない優越感を覚えた土屋は、気づけば六花の蜜壺に呑み込まれていた陰茎を、さらに膨らませてしまっていた。

「やだぁ、すっごぉい♪ 先生のオチンポ、まだ大きくなってるよ。こんなの反則じゃん。本気を出した先生に、お仕置きされちゃうよぉ❤」

 大きくなったペニスが敏感なところを擦ったのだろう。新たな快感に悶えながら、六花は堪らなげに細腰を土屋の腰に擦りつけてくる。生温かい肉の感触が体に当たる場所を変えて、男性器を柔らかく包み込んだ。
 柔らかいものがこすれ合う摩擦音と、イヤらしい水音とが混じり合って土屋の耳に入ってくる。それ以外に聞こえてくるのは、六花の口からこぼれる甘い吐息とよがり声だけ。他に、誰もいない。二人を邪魔するものは、誰も。

「――ああ、たっぷりお仕置きしてやるよ。だから、六花も遠慮しなくていいぞ。好きなだけ乱れて、好きなだけ愉しんで、好きなだけイキ狂えばいい。先生も、好きなようにするからな」

 その事実を改めて認識すると、土屋は六花に向けてそう言い放った。誰にも見られていないのだから、いくらでも乱れていいのだと。遠慮する必要はないのだと、自分にも言い聞かせるように。

「うん、うん、うん――っ! そうだよね、遠慮なんてしなくていいんだよね。解ったよ、先生♪ 二人で好きなだけ乱れちゃって、いっぱいイキ狂っちゃおうよ❤」

 教師のその言葉で、教え子の腰の動きがさらに激しくなる。まるでロデオのようだ。
 卑猥なダンスを土屋の上で踊りながら、六花は昂ぶりを抑えきれなかったのか。彼の体にもたれかかってくると、猫のように柔肌を擦りつけてきた。
 乳首同士が擦れ合う感覚が微妙にくすぐったい。それでいて、それ以外のところで肌と肌が触れ合うたびに、火照りと興奮が募ってくる。汗だらけの体をぴったりと重ね合う行為に、ふたつの体がひとつに溶け合ってしまったような錯覚さえ覚えてしまって。その結果として土屋のカラダも、アタマもぐつぐつと煮え立ってしまうのだ。
 それは六花も同じだったのか。切ない吐息をふりまいている半開きの薄い唇を、熱に浮かされた風情で土屋の唇に近づけてくる。

「先生、切ないよぉ。下の口ばっかりじゃ、上の口が淋しくなるから。キス、しようよぉ❤」

 陶然とした口調で、艶っぽくキスをねだってくる六花。そのまま上から唇が重ねられるのを、土屋は自分から反応は返すことなく、ただ黙って受け入れた。
 ぴったりと重ねられるふたつの唇。粘膜同士が触れ合ったのを確かめる間も与えず、唇をこじ開けて六花の舌が土屋の咥内に入り込んでくる。その細長い性的器官に同じものを絡めると、主導権を奪い合うように濃厚なディープキスが始まった。
 お掃除フェラの影響なのか、六花の舌や口の中に少しイカ臭さを感じてしまう。だが、いつもなら顔をしかめて不快を感じるはずのその事実も、今の土屋には興奮と官能を高めるためのスパイスにしかならなかった。

「……うむぅぅん……んん、ちゅぱ……むふぅん。はぁ……せんせぇい、気持ちいいよぉ❤」
「下の口だけじゃ足りないから上の口も塞いで欲しくて、おねだりしたキスに夢中になってるみたいだな。ホント、どうしようもない欲しがりだな、六花は」
「ああ――ゴメンね、先生。でも、ダメなの。カラダが刺激を欲しがって、どうしようもないんだから。オマンコもおっぱいも唇も、体中全部イジって欲しくてたまらないの。――これも、先生のチンポもキスも愛撫もなにもかも、みんなサイコーだからだよ♪」

 互いの舌を貪るように絡め合う、その間にもチンポへの騎乗に夢中になって腰を揺らし続けていた六花が、土屋の指摘に恥じらうように頬を赤く染めながら、自身の淫乱ぶりをこれでもかと担任教師へ誇示アピールしてくる。
 その淫気に当てられた土屋は、今度は彼の方から積極的に唇を求めて舌を絡めさせると、わずかに上半身を起こしてそのむっちりとした臀部に手が届くように姿勢を変えた。
 Dカップのおっぱいも肌触りからなにから最高だったが、その大きさを含めてやはり六花の体で一番魅力的なのは――男を狂わせる魔性のオマンコを別にすれば――その豊満なお尻だろう。
 なによりもまず、そのむっちり具合がいい。両手に余るくらいの立派に発達した――大ぶりの白桃を思わせる――膨らみを鷲掴むと、弾力に満ちた媚肉が思いがけず強い力で押し返してくる。そのぷりぷりした弾力を何度でも味わいたいと、手が勝手に揉み続ける機械に変わってしまうほどだ。さらには肌理きめの細かい肌がとても柔らかくて、撫でさするだけでもなんとも言えない快感を味わえるのだった。

(オマンコと同じだな。チンポでも手でも、触れたら途端に吸い付いて離れやしない。ホント、たまらないな。間違いなく、最高の肉便器だろ――)

 結合部から届く極上の快感にどっぷり溺れながら、土屋は愛撫の手を止めることはない。そうして大人顔負けのデカ尻を揉みほぐすたびに、六花が重ねた唇の隙間から悩ましげな啼き声を漏らしてしまう。
 その切ない涕泣に心を昂ぶらせながら、土屋は教え子をさらに追い詰めようとこれまで手つかずだった場所――尻穴へと指を伸ばした。
 あの5P動画を見ればアナルも調教されているのは丸わかりだ。これまでは前の穴ばかり責めてきたが、ここらで後ろの方も刺激しておくのも悪くないだろう、と。

「あ、やだぁ。先生、そっちの穴も使っちゃうの? ダメだって、そんなの。お仕置き、なんだから。先生を、気持ちよくさせないと、いけないのに。お尻の穴まで使われたら、私の方が、気持ちよく、なっちゃうってばぁ❤」

 小さな窄まりを指で刺激するだけで、六花の反応がひときわ大きくなる。密着した状態で激しく悶えてしまうせいで、土屋の胸の上を潰れた乳房が縦横無尽に這いずり回る感触が何回も走り抜けた。

「ダメだぞ、六花。これはお仕置きなんだからな、いくらアナルが感じてようが、チンポ様への御奉仕は絶対止めないようにしておけよ。ほら、ほら、ちゃんと腰を動かせ」
「やぁだぁ。アナル、そんなにズボズボしないでよ、せんせぇ。動けなくなっちゃうから、感じさせすぎないでってばぁ。ちゃんと、オチンポ様、気持ちよくなって欲しいのにぃ❤」

 シーツを掴んで必死に快感を堪えているようだが、それでも二穴責めの快楽に流されてしまっているのか。六花の腰の動きが土屋に奉仕するためのものから、自分が愉しむためのものへと変わってしまっている。
 だが、下から見上げる土屋にとっては、彼女のそんな姿はむしろ好ましいものに映った。浅ましく精を貪るその浅ましい姿こそ、彼の肉便器オンナにはふさわしい在り方なのだから。
 そう思った瞬間、跳ね上がった土屋の腰が六花の腰を思い切り突き上げてしまっていた。

「ひゃぁん――っっ!」

 いきなりの下からの突き上げに、思わず可愛らしい啼き声を上げてしまう六花。そんな教え子をなおも悶えさせようとするみたいに、土屋はさらに腰を小刻みに動かして六花の蜜壺を抉り続ける。

「ちょ、先生、いきなり、どうしたの――っ?」
「さっき言っただろ。先生も好きなようにするって。だから可愛い六花をそろそろイイ声で啼かせたくて、下から突いてやってるだけだ。おまえは気にせず、俺のチンポを気持ちよくすることを考えればいい。おまえが気持ちよくなれるよう、俺が動いてやるからな」

 ご主人様の、その突然の方針変更に――

「あ――はぁ❤ それで、いいんだ先生♪ もう、お仕置きとかご褒美とか余計なこと考えずに、ただ気持ち良くなっても♪ ……うん、解ったよ。先生がそう言ってくれるなら、私もそうするから。ありがとね、先生。二人で、サイコーに気持ち良く天国までイッちゃおうね❤」

 成り立ての牝奴隷はくしゃくしゃに顔を歪ませると、土屋の動きに合わせるように腰を――上下左右、好き勝手に――振りはじめる。さらに繋がった下半身だけでなく、上半身まで激しい動きを見せ始めたことで、振り乱された黒髪ポニーテールが獅子舞のように空中乱舞することになった。
 教え子の狂乱振りに負けないように、担任教師は尻をがっちりと抱えたまま――指先は相変わらず、器用に後ろの穴を弄っていた――円運動を交えた絶妙の腰使いを見せて、騎乗する六花のメス穴を侵略していく。
 ギシギシ、ギシギシと――そんな二人の激しすぎる交わりに、とうとう安物のベッドが軋み始め、耳障りな音が部屋中に響き渡るようになっていた。
 そして、その不快な異音をBGMにしながら、二人の絡み合いはさらに盛り上がっていき――

「先生、先生、気持ちいいよぉ。こんなの、初めてかも。私、もう先生のチンポなしじゃ、生きていけないよぉ❤ オマンコ、まるごと先生のモノになっていいから、残さず全部先生のザーメンで汚しまくっマーキングしちゃってよ❤」
「いいんだな、六花。Arcadiaあいつらより俺を選ぶってことで。おまえが一番に選ぶチンポは、この俺のものってことにしていいんだな?」
「あぁ――っ!? そんなの、ダメだよ。だって私、Arcadiaみんなのチンポからも、離れられないんだからぁ。でも、先生のチンポとも離れたくないよぉ。どうすればいいのか、もうわかんない、わかんないけど。今は、先生のザーメンで、オマンコも子宮も体中全部満たして欲しいの❤ みんなみんな私に、私だけにぶちまけてぇ――っっ!! おねがい、だからぁ~~~~~~っっ!!」

 無我夢中の様子で腰を高速回転させながら、土屋の体の上で六花が盛大な絶頂を迎える。それを見届けた土屋の挿入中のペニスに、全方位からの強烈な締め付けが襲いかかってきた。同時に、まるで蟻地獄に引き込まれるような力で膣奥へと吸引されてしまう。
 さすがにこれには抵抗ができるはずもなく、

「は――まったく、六花はわがままが過ぎるぞ。どうやら、まだまだ教育的指導が必要なようだな。しかたない、まずは俺のザーメンをありったけぶちまけて、オマンコを全部俺の色に染めてやるとするか」

 土屋は苦笑いを浮かべたまま、言葉通りありったけのザーメンを六花のオマンコの一番奥にぶちまけたのだった。
 魂さえ引き抜かれるような強烈な放出感の後、土屋の体がぐったりとシーツの上に沈み込む。同じように極めつきの絶頂を迎えた六花の体も、力なく土屋の体の上に倒れ込んできた。
 三回目の交わりを終えて、さすがに体力を使い切ったのか。汗まみれの体をぴったりと重ね合わせたまま――下半身も未だに繋がったままだ――、しばらくは二人とも動こうとさえしなかった。

「……ホント、先生のセックス凄かったぁ。水着越しにおっきいのが見えたときにちょっとは期待してたけど、全然期待以上だよ。もう、ヤバ過ぎだって。きっとはっすもなみこも、アカネもみんな夢中になってくれるんじゃない? イヤ、マジでさ……」
「こっちも、六花がここまでヤバい女だとは思わなかったぞ。オマンコもテクもドスケベぶりもなにもかも、これまで手を出してきた連中の中でも最高だったからな。これで蓮沼も古橋も新条もいるわけだから、学校に戻ってからは相当忙しくなりそうだ」

 彼の胸に頭を預けた状態での六花の呟きに、だらしなく頬を緩ませつつ土屋も率直な言葉を口に乗せてみる。すると、少女の体が嬉しそうに身動ぎしたのが解った。
 そのくすぐったい感触に担任教師が思わず髪を撫でてしまうと、くすくす笑いながら教え子が肌の上に指を這わしてくる。それに応じるように土屋の指が六花の肌を優しく撫で、お返しのように六花の唇が土屋の乳首を摘み上げた。
 そんな風に、後戯とも前戯ともつかないじゃれ合いがしばらく行われた末に――いつの間にかそれは互いへの愛撫へと変わって、気がつけば4ラウンド目が開始されてしまっているのだ。
 ――そうして担任教師と教え子の性交は、二人ともが夢中になって時間を忘れるように行われ。
 実習を終えた蓮沼と古橋が指導員たちを伴って迎えに来たときには、さすがに二人ともふらふらで倒れる寸前になっていたのだった――

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